システム戦略・システム企画|平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問41
システムの移行テストを実施する主要な目的はどれか。
- ✓ これが正解確実性や効率性の観点で,既存システムから新システムへの切替え手順や切替えに伴う問題点を確認する。
- 既存システムの実データのコピーを利用して,新システムでも十分な性能が得られることを確認する。
- 既存の他システムのプログラムと新たに開発したプログラムとのインタフェースの整合性を確認する。
- 新システムが,要求された全ての機能を満たしていることを確認する。
解説
移行テストは切替えの手順と問題点を確かめるものです。
移行テストは、出来上がったシステムを本番の場へ移す、その切替えの作業そのものを試すテストです。既存のシステムから新しいシステムへ移るときには、データを移し替え、利用者が使う環境を入れ替え、決められた時間の中で切り替え切る必要があります。手順どおりに進むか、時間内に終わるか、途中でつまずく箇所がないかを、本番の切替えの前に確かめておくわけです。だから、確実性や効率性の観点で既存システムから新システムへの切替え手順や切替えに伴う問題点を確認する、という記述がこのテストの主要な目的にあたります。作ったものが正しく動くかどうかを見るテストとは、確かめる対象が違います。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 実際のデータの複製を使い、新しい仕組みでも十分な速さや処理量が出るかを確かめる話です。求められる能力を満たすかどうかを見るもので、本番へ移す作業の段取りを試すこととは狙いが違います。
- 既存の他システムのプログラムと新しく作ったプログラムのつなぎ目が食い違わないかを見る話です。組み合わせて動かす段階の確認であり、本番の場へ移す手順を確かめる作業とは別に行われます。
- 要求された機能がすべてそろっているかを確かめる話です。注文どおりのものが出来ているかを見る確認であり、移し替えの作業が滞りなく進むかどうかを見るものではありません。
この問題に関係する言葉
- 移行テスト古いシステムから新しいシステムへの切替え手順を、本番前に試す試験です。確実さと効率の面から、切替えに伴う問題点を洗い出します。
- 移行いまのシステムから新しいシステムへ、業務とデータを移し替えることです。切り替えの手順と、途中で起きる問題の備えが要になります。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
- 運用テスト本番と同じ環境で、実際の業務のとおりに動くかを利用者と運用者が確かめます。作り終えた後の工程なので、企画プロセスで行うことではありません。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問41
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