過去問解きまくり研究所 ホーム

平成29年度 問33

標準管理規約

標準管理規約に関する問題

管理組合の役員の職務に関する次の記述のうち、標準管理規約によれば、最も不適切なものはどれか。

答えと解説を見る

✓ これが正解3理事長は、その責任と権限の範囲内において、専門委員会を設置し、特定の課題を調査又は検討させ、その結果を具申させることができる。

解説

専門委員会を設置して具申を受けるのは、理事長ではなく理事会です。

標準管理規約第55条は、理事会は、その責任と権限の範囲内において、専門委員会を設置し、特定の課題を調査又は検討させることができ、専門委員会は調査又は検討した結果を理事会に具申する、と定めています。専門委員会とは、大規模修繕や規約改正など特定のテーマについて、理事以外の組合員や専門家も加えて調べるための組織です。設置するのも結果を受け取るのも理事会であり、理事長が自分の責任と権限で設置するとする記述は、最も不適切です。

ほかの記述は規約やコメントに沿っています。会計担当理事は管理費等の収納、保管、運用、支出等の会計業務を行います(第40条第3項)。理事長は、管理組合が締結した共用部分等の損害保険契約に基づく保険金の請求及び受領について、区分所有者を代理します。また大規模な災害などで理事会を開くことも難しい場合に備え、応急的な修繕まで理事長が単独で判断し実施できる旨を規約で定めることも考えられる、とコメントで示されています。

専門委員会は理事会の下に置かれる組織、と位置づけを押さえれば迷いません。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:平成29年度 管理業務主任者試験(一般社団法人マンション管理業協会)問33

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)