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第113回 午後 問42

成人看護学

創傷治癒に関する問題

術後の創傷治癒が遅延する因子となる検査値はどれか。

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✓ これが正解1アルブミン2.2 g/dL

解説

アルブミン2.2 g/dLの低栄養は、術後の創傷治癒を遅らせます。

創傷が治るには、新しい組織をつくる材料と、組織に酸素や栄養を運ぶ血流が必要です。アルブミンは血液中の主なたんぱく質で、体の栄養状態を表す指標として使われます。2.2 g/dLは基準値を大きく下回る低値で、たんぱく質が不足した状態を示しています。たんぱく質が足りないと、コラーゲンなどの組織の材料が不足し、むくみも生じて傷の治りが遅れます。

判断の軸は、それぞれの検査値が基準から外れているかどうかです。創傷の治癒を遅らせる因子には、低栄養のほか、腎機能の大きな低下、血液の酸素の不足、血糖の高い状態などがあります。ほかの検査値は、いずれもそうした異常を示す範囲には入っていません。

覚え方: 術後の創傷治癒を遅らせるのは、低栄養(低アルブミン)・高血糖・低酸素・循環不良などで、それぞれの検査値が基準から外れているかで見分けます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第113回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問42(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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