ITパスポート 令和2年度 10月 特別措置試験 問19
企業活動
ディープラーニングに関する問題
ディープラーニングを構成する技術の一つであり,人間の脳内にある神経回路を数学的なモデルで表現したものはどれか。
- ア コンテンツデリバリネットワーク
- イ ストレージエリアネットワーク
- ウ ニューラルネットワーク
- エ ユビキタスネットワーク
答えと解説
✓ これが正解ウ ニューラルネットワーク
解説
ニューラルネットワークは、脳の神経回路をまねたモデルです。
ニューラルネットワークは、人間の脳の中にある神経の細胞と、そのつながり方を、数学の形に置き換えて表したモデルです。たくさんの小さな単位が並び、単位どうしが重みを持ってつながっていて、入ってきた値に重みを掛けて次へ渡す、という働きを繰り返します。学習とは、この重みを、望む答えに近づくように少しずつ直していくことです。層を深く重ねたものを使って学ばせるやり方がディープラーニングで、その土台にあたるのがこのモデルです。脳をそのまま写したものではなく、働きの筋だけを取り出したモデルです。残る三つは、配信を速くする仕組み、記憶装置をまとめてつなぐネットワーク、身のまわりに計算する力が行き渡った状態で、いずれも脳の働きをまねたものではありません。よって当てはまるのはニューラルネットワークということになります。
ほかの選択肢の解説
- ア コンテンツデリバリネットワーク:コンテンツデリバリネットワーク、略してCDNは、動画や画像などを、利用者に近い場所へ置いた装置から届けることで、配信を速くする仕組みです。届け方についての工夫であり、脳の働きを表したモデルではありません。配る速さのための仕組みにあたります。
- イ ストレージエリアネットワーク:ストレージエリアネットワークは、複数の記憶装置と機器を、専用のネットワークでつないでまとめて扱えるようにする仕組みです。データの置き場についての作りであり、学習のためのモデルを指す言葉ではありません。置き場をつなぐ作りです。
- エ ユビキタスネットワーク:ユビキタスネットワークは、身のまわりのあらゆるところで、意識せずにネットワークにつながれる状態を表した言葉です。社会の姿を描いた考え方であり、神経の回路を数学の形に置き換えたものではありません。社会の姿を表した言葉です。
関連用語
- ニューラルネットワーク人間の脳の神経の細胞とそのつながり方を、数学の形に置き換えて表したモデルです。
- ディープラーニングニューラルネットワークを何層も重ね、大量のデータを解析する技術です。
- CDN動画や画像を利用者に近い場所の装置から届け、配信を速くする仕組みです。
- ストレージデータを保存しておく装置のことで、内蔵のディスクなどを指します。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問19
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
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