ビジネスインダストリ|令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問8
電力会社において,人による検針の代わりに,インターネットに接続された電力メータと通信することで,各家庭の電力使用量を遠隔計測するといったことが行われている。この事例のように,様々な機器をインターネットに接続して情報を活用する仕組みを表す用語はどれか。
- EDI
- ✓ これが正解IoT
- ISP
- RFID
解説
IoTは、さまざまな機器を網につないで情報を活かす仕組みです。
IoTは、これまで通信とは縁のなかった機器にも通信の働きを持たせ、網につないで情報をやり取りする仕組みを指す言葉です。設問の電力メータはその例で、人が一軒ずつ回って数字を読む代わりに、メータ自身が使用量を送ってきます。人手が省けるだけでなく、細かい間隔で集められるので、使い方の傾向をつかむこともできます。機器から情報を集める向きだけでなく、離れた場所から機器を動かす向きにも使われます。残る三つは、企業の間で取引の書類をやり取りする決まり、網につなぐ役目を担う事業者、電波で札を読み取る技術で、いずれも機器そのものを網につないで活かすという意味の言葉ではありません。これまで人が見に行っていたところへ、機器のほうから知らせが届くようになります。よって当てはまるのはIoTということになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- EDIは、企業と企業の間で、注文書や請求書といった取引の書類を、決められた形にそろえてやり取りする仕組みです。会社どうしの手続きについての決まりであり、機器を網につなぐ仕組みの名前ではありません。やり取りするのは書類であって、機器の状態ではありません。
- ISPは、利用者を網につなぐ役目を担う事業者を指す言葉です。つなぐ場を用意する側にあたり、機器そのものに通信の働きを持たせて情報を活かすという仕組みを表した言葉ではありません。場を用意する側と、つながる側との違いです。
- RFIDは、電波を使って、貼り付けた札の情報を離れたところから読み取る技術です。IoTの中で使われることはありますが、機器を網につないで情報を活かす仕組み全体を指す言葉ではありません。
この問題に関係する言葉
- IoT
- EDI取引の伝票を決まった形式にそろえて、企業の間でやり取りする仕組みです。調達を速く正確にしますが、環境や人権への配慮を求めるものではありません。
- ISP
- RFID
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問8
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