サービスマネジメント|平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問40
ITを利用するオフィスの施設管理の目的には,コスト削減や快適性,安全性,機密性の確保などがある。安全性の確保に関する施策として,最も適切なものはどれか。
- ✓ これが正解耐震対策や避難通路の確保
- 電力消費の少ない IT 機器の採用
- 机・椅子,音や光などの環境の整備
- 入退出管理などのセキュリティ対策の実施
解説
日本語の安全が、二つの目的にまたがってしまっています。
設問が四つの目的を名指しし、肢も四つあるので、名札を一つずつ貼っていけば終わります。費用を下げる、働きやすくする、人と建物を守る、情報を漏らさない。問われているのは三つ目です。ここでいちばん紛らわしいのは、守りという言葉を含む肢です。日本語の安全は、人が傷つかないことにも、情報が漏れないことにも読めるからです。ただし設問は、その二つを別々の目的として並べています。並べて挙げられている以上、二つは重ならないように分けられています。シラバスはファシリティマネジメントという項を立て、システム環境や施設、設備を維持保全する仕組みだと書いています。機密性のほうはセキュリティの節にあり、三要素の一つとして並びます。残る二つの語も、それぞれ別の節に置かれています。四つとも住所が違うので、重なりません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 電気を使う量が少ない機器を選ぶという話です。効いてくるのが費用の側なので、人と建物を守る目的とは別に数えます。設問が四つを並べているので、順に貼れば片が付きます。効いてくる先が何かということで、貼るべき名札のほうが決まります。
- 机や椅子、音や光を整えるという話です。働きやすさを上げる側にあたるので、これも別の目的に貼られます。シラバスは施設と設備の維持保全という書き方をしています。人が過ごす場を整える話は、その中でも別の目的のほうにあたります。
- 出入りを管理する守りの話です。守っているのが情報のほうなので、設問が別に挙げているもう一つの目的に入ります。シラバスでは三要素の一つとして別の節に置かれています。日本語の一語が二つの意味に読めるところを使った作りです。
この問題に関係する言葉
- ファシリティマネジメント
- 機密性許された人だけが情報に触れられる状態が保たれていること。完全性・可用性と並ぶ、情報セキュリティの三つの性質の一つです。
- 安全性
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問40
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