ITパスポート 平成26年度 春期 特別措置試験 問83
データベース
データベース設計に関する問題
関係データベースの構築を次のa〜cの工程で行うとき,実行順序として適切なものはどれか。
〔記述〕
a 管理するデータ項目の洗い出し b 対象業務の分析 c 表の作成
- ア a → b → c
- イ b → a → c
- ウ b → c → a
- エ c → a → b
答えと解説
✓ これが正解イ b → a → c
解説
並べ替えの問は、いちばん最後に来るものから決めていきます。
三つの工程を、抽象から具体へ一直線に並べ替える設問です。最初に来るのは、どんな仕事に使うのかを知る工程です。何のために作るのかを知らなければ、次へ進めません。次に来るのが、何を記録する必要があるかを洗い出す工程です。仕事の中身を知って初めて、必要な項目が決まります。最後に来るのが、決まった項目を表の形に組む工程です。データベース設計は、この抽象から具体への順で進みます。解くときは、最後に来るものから決めると速く進みます。表を組む工程が最後だと分かれば、それだけで二つの肢が消えます。残る二つの違いは、洗い出しと分析のどちらが先かだけです。項目を先に洗い出す肢は、仕事を知らずに中身を決めています。いきなり表を作る肢は、四つの中でいちばん外れています。要件定義から設計、実装へ進む流れの縮図でもあります。
ほかの選択肢の解説
- ア a → b → c:記録する項目の洗い出しから始めると述べています。何に使うのかを知らないまま、記録する物は決められません。前の二つが入れ替わった形になっています。洗い出しの位置を問われたなら、二番目です。順が一段ずれています。
- ウ b → c → a:仕事を分析した後、すぐ表を組むと述べています。表を組んでから項目を洗い出す形になっています。何を入れるか決まらないうちに、器だけ作ることになります。組む工程の位置を問われたなら、いちばん最後です。後ろの二つが逆です。
- エ c → a → b:いきなり表を組むところから始めると述べています。仕事の分析も項目の洗い出しも、その後ろに置いています。三つの工程が、そっくり逆順に並んだ形です。外れ方の大きさを問われたなら、これが最大です。作り直しがほぼ確実になります。
関連用語
- データベース
設計 業務の分析、データ項目の洗い出し、表の作成と、抽象から具体への順で進める作業です。 - 関係
データベース データを表の形で持ち、表どうしを結びつけて扱う、最も広く使われているデータベース。 - 工程仕事を進める順序と段取りのまとまりを指します。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問83
解説の最終確認:2026-09-23
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