ITパスポート 平成26年度 春期 特別措置試験 問11
法務
従業員の賃金や就業時間,休暇などに関する最低基準を定めた法律はどれか。
- ア 会社法
- イ 民法
- ウ 労働基準法
- エ 労働者派遣法
答えと解説
✓ これが正解ウ 労働基準法
解説
最低の基準、という三文字がそのまま名前に入っています。
設問は、賃金や働く時間や休みについて下限を定めた法律を聞いています。労働基準法は、労働条件の最低の基準を定める法律です。だから設問の言い回しが、そのまま名前に重なります。働くことに関わる法律は、ほかにもいくつか並んでいます。見分けるときは、誰と誰の関係を定めているかを見ます。この法律が定めるのは、雇う側と働く側の間の最低の条件です。送り出す側と受け入れる側と本人という、三者を扱う法律もあります。そちらでは誰が指図するかや、受け入れの期間の制限が焦点です。人と人の約束ごとを広く定めた基本の法律も同じです。どちらも働く条件の下限を引くためのものではありません。三者を扱うものも同じ分野なので、最後まで残りやすい肢です。設問に送り出しの言葉が無いことを確かめれば落とせます。
ほかの選択肢の解説
- ア 会社法:会社をどう作り、どう運営するかを定めた法律です。設立の手続きや株式、役員についての決まりを扱います。働く人の賃金や休みの下限は定めていません。組織のかたちを決める法律を問われたなら、こちらが答えです。働く条件は範囲の外です。
- イ 民法:人と人の約束ごとを広く定めた基本の法律です。契約や所有、家族のことまで扱う土台になります。働く条件の最低の基準を定める役目は持っていません。私人どうしの関係の土台を問われたなら、こちらが答えになります。適用の場面が広すぎます。
- エ 労働者派遣法:送り出す側と受け入れる側と本人の、三者の関係を定めた法律です。誰が指図するかや、受け入れられる期間の制限を扱います。賃金や休みの下限そのものを引くものではありません。働き方の型を問われたなら、こちらが答えになります。
関連用語
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問11
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