システム開発技術|平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問91
〔中問B・システムの受入れテスト〕〔マネジメント〕B さんは,請求明細書が正しく作成されるかどうかを確認するために,表 3 に示す No.1 〜 4 のテストデータを用意した。このテストデータを使って確認できることとして,次の記述(1),(2)中の b,c に入れる適切な字句の組合せはどれか。
〔中問B の記述(抜粋・再掲)〕開講日の 3 営業日前までに申込みの取消しをせずに開講日当日に欠席をした申込者は欠席扱いとし,テキスト代は請求せず受講料を請求する。会員の申込者は受講料を 10%割り引き,同じ申込者に同一月に開講された複数のコースの請求がある場合もそれぞれ 10%割り引く。
```
〔表3 テストデータ〕
| No. | 申込日/変更日 | 会社名 | 会員/一般 | 請求先申込責任者 | 申込者 | 受講コース | 登録/取消 | 出席/欠席 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8月4日 | M 社 | 会員 | 情報太郎 | 試験花子 | コース P | 登録 | 出席 |
| 2 | 9月2日 | M 社 | 会員 | 情報太郎 | 技術太郎 | コース Q | 登録 | 欠席 |
| 3 | 9月1日 | M 社 | 会員 | 情報太郎 | 試験花子 | コース Q | 登録 | 出席 |
| 4 | 8月4日 | N 社 | 一般 | 基本良子 | 応用次郎 | コース R | 登録 | 欠席 |
〔記述〕
(1)No.1 と No.[ b ]のデータを使うと,会員の申込者が同一月に複数受講した場合に,
受講料の割引が適用されたことを確認できる。
(2)No.[ c ]のデータを使うと,欠席の場合にテキスト代が請求されないことを確認できる。
〔選択肢の表〕
| b | c | |
|---|---|---|
| ア | 2 | 4 |
| イ | 2 | 3 |
| ウ | 3 | 2 |
| エ | 3 | 4 |
```
- b 2/c 4
- b 2/c 3
- ✓ これが正解b 3/c 2
- b 3/c 4
解説
確かめたい事柄が成り立つ条件を、先に書き出しておきます。
テストデータは、何を確かめたいかから逆に選びます。一つ目で確かめたいのは、同じ月に複数受けた場合の割引でした。成り立つには、同じ申込者であることがまず要ります。次に、二つの講座が同じ月に開講されていることも要ります。そして、どちらも出席していなければ請求が立ちません。並んだ四行のうち、二行目は申込者が別の人でした。三行目は同じ人で、講座も同じ月に開講し、出席しています。だから一行目と組む相手は、三行目になります。二つ目に見たいのは、欠席なら教材の代金が立たないことでした。要るのは、欠席していて、なおかつ教材の代金がある講座です。四行目は欠席ですが、その講座はもともと請求がありません。だから区別がつかず、二行目のほうを選ぶことになります。確かめられないデータを選ぶと、試したことになりません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 二行目と四行目を組み合わせた肢のほうです。一つ目の相手を二行目にすると、申込者が別の人になります。別の人では、同じ申込者という条件が崩れてしまいます。二つ目の四行目も、もともと請求が無いので確かめられません。
- 二行目と三行目を組み合わせた肢というのが、こちらです。二つ目の側は、三行目が出席なので欠席の確認になりません。一つ目の側も、申込者が別の人で条件を満たしません。二つとも取り違えた形になっていました。どちらの側も条件を欠いています。
- 三行目と四行目を組み合わせた肢が、こちらに当たります。一つ目の側は、三行目でちょうど正しく選べています。ところが二つ目で四行目を選んでしまいました。その講座はもともと請求が無く、欠席の効きを見分けられません。
この問題に関係する言葉
- テストデータ
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問91(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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