ITパスポート 平成24年度 春期 特別措置試験 問90
システム開発技術
受入れに関する問題
〔中問B・システムの受入れテスト〕〔マネジメント〕次の研修受講状況をテストケースとして,受講料とテキスト代に関する記述として,適切なものはどれか。
〔中問B の記述(抜粋・再掲)〕受講料には割引制度があり,①会員の申込者は受講料を 10%割り引く,②同じ申込者に対して同一月に開講された複数のコースの請求がある場合はそれぞれのコースの受講料を 10%割り引く,③①と②の両方に該当するときはそれぞれのコースの受講料を 20%割り引く。テキスト代については割引の適用はない。
〔表1 研修コース表〕
| 研修 | 開講日 | 受講料 | テキスト |
|---|---|---|---|
| コース P | 9月4日 | 10,000 | 2,000 |
| コース Q | 9月17日 | 8,000 | 2,000 |
| コース R | 9月25日 | 20,000 | 請求なし |
| コース S | 10月2日 | 15,000 | 1,500 |
〔研修受講状況〕 (1)試験花子さんは会員,応用次郎さんは一般に属している。 (2)試験花子さんは,コース P とコース S を受講した。 (3)応用次郎さんは,コース Q とコース R を受講した。
- ア 応用次郎さんのコース Q の受講料は 7,200 円,テキスト代は 1,800 円である。
- イ 応用次郎さんのコース R の受講料は 18,000 円,テキスト代は請求なしである。
- ウ 試験花子さんのコース P の受講料は 8,000 円,テキスト代は 2,000 円である。
- エ 試験花子さんのコース S の受講料は 15,000 円,テキスト代は 1,500 円である。
答えと解説
✓ これが正解イ 応用次郎さんのコース R の受講料は 18,000 円,テキスト代は請求なしである。
解説
開講した月を先に見ると、どの割引が適用されるかが決まります。
割引の規則は三つあり、適用されるかどうかは開講日の月と会員かどうかで決まります。だから、まず開講日の月をそろえて見るのが早道です。会員の試験花子さんは、9月のコース P と10月のコース S を一つずつ取っています。月がまたぐので、同一月に複数という規則②は適用されません。会員による10%引き(規則①)だけが掛かります。コース P の受講料10,000円は9,000円、コース S の15,000円は13,500円です。テキスト代は、どちらも割り引かれず元のままです。一般の応用次郎さんは、9月に開講するコース Q とコース R を取っています。同じ月なので規則②が適用され、こちらも10%引きです。コース R の受講料20,000円は18,000円になり、テキスト代は請求なしです。この二つがそろって書かれた肢が正解です。開講日の月を先に押さえるだけで、適用される規則が定まります。シラバスも、調達の流れの中に受入れと検収を置いています。
ほかの選択肢の解説
- ア 応用次郎さんのコース Q の受講料は 7,200 円,テキスト代は 1,800 円である。:応用次郎さんのコース Q を、受講料7,200円・テキスト代1,800円とした肢です。受講料は8,000円の10%引きで合っています。ところがテキスト代まで10%引いています。テキスト代には割引が及ばないと定められています。
- ウ 試験花子さんのコース P の受講料は 8,000 円,テキスト代は 2,000 円である。:試験花子さんのコース P を、受講料8,000円とした肢です。割引は10%なので、9,000円が正しい値です。20%を掛けた形になっており、規則と合いません。月がまたいでいる以上、規則②は適用されないからです。掛ける率そのものが違います。
- エ 試験花子さんのコース S の受講料は 15,000 円,テキスト代は 1,500 円である。:試験花子さんのコース S を、受講料15,000円とした肢です。会員なので、10%の割引が必ず掛かります。正しくは13,500円になるはずです。割引前の受講料をそのまま書いた形です。会員である以上、必ず引かれます。
関連用語
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問90(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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