2024年1月 (特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問43
金融資産運用
最終利回りに関する問題
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表面利率(クーポンレート)4%、残存期間5年の固定利付債券を額面100円当たり104円で購入した場合の最終利回り(年率・単利)は、( )である。なお、税金等は考慮しないものとし、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。
- 13.08%
- 23.20%
- 33.33%
答えと解説
✓ これが正解13.08%
解説
(4+(100-104)÷5)÷104×100≒3.08%です。
最終利回りは、既に発行されている債券を時価で購入し、償還まで保有した場合の1年当たりの利回りです。年率・単利の場合は、(表面利率+(額面-購入価格)÷残存年数)÷購入価格×100で求めます。額面より高い価格で購入すると償還時に差損が出るので、その差損を残存期間で割って1年当たりに直し、毎年の利子から差し引きます。
この問では、1年当たりの利子は4円、償還差損は(100円-104円)÷5年=-0.8円です。1年当たりの収益は4円-0.8円=3.2円で、これを購入価格104円で割ると、3.2÷104×100=3.0769…%となり、小数点以下第3位を四捨五入して3.08%です。したがって、空欄に入るのは3.08%です。
見分け方として、利回りの分母は額面ではなく購入価格、額面より高く買えば最終利回りは表面利率より低くなる、と押さえておくと検算の目安になります。
ほかの選択肢の解説
- 23.20%:1年当たりの収益3.2円を、購入価格104円ではなく額面100円で割ると3.20%になります。最終利回りは実際に支払った購入価格に対する割合なので、104円で割って3.08%とするのが正しい計算です。
- 33.33%:正しい手順では、1年当たりの収益3.2円を購入価格104円で割って3.08%となり、3.33%にはなりません。表面利率4%・購入価格104円・残存期間5年という条件からは、最終利回りの式で3.33%を導くことはできません。
出典:2024年1月 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問43(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
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