平成21年度 春期 午前 問47
システム開発技術
オブジェクト指向に関する問題
オブジェクト指向の基本概念の組合せとして,適切なものはどれか。
- ア仮想化,構造化,投影,クラス
- イ具体化,構造化,連続,クラス
- ウ正規化,カプセル化,分割,クラス
- エ抽象化,カプセル化,継承,クラス
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✓ これが正解エ抽象化,カプセル化,継承,クラス
解説
抽象化とカプセル化と継承がクラスを支える核です。
オブジェクト指向は、データとそれを扱う操作をひとまとまりにして考える方法です。その骨格をなすのは、必要なところだけを取り出す抽象化、中身を包んで外からは決められた窓口だけに触れさせるカプセル化、すでにある定義の性質を受け継ぐ継承の三つで、これらを実際に形にする入れ物がクラスです。四つの組合せはどれもクラスを含んでいるので、見分けるときの軸は、残る三つの語がこの考え方を説明するための語彙に属しているかどうかを読むことです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア仮想化,構造化,投影,クラス:資源を見かけのうえで分ける話の語と、表から必要な部分だけを取り出す操作を指す語が混ざっています。どちらも骨格を指す語ではありません。
- イ具体化,構造化,連続,クラス:処理を段階的に分けて組み立てる古くからの設計の語と、日常語に近い語が並んでいます。核として挙げられる三つには当たりません。
- ウ正規化,カプセル化,分割,クラス:重複をなくすように表を整える手順の語と、単に切り分けることを指す語が入っています。三つのうち二つが骨格から外れてしまいます。
出典:平成21年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問47
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