令和8年度上期第二種電気工事士学科試験(電気技術者試験センター)問11
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
合成樹脂管工事に関する問題
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合成樹脂管工事に使用されるTS カップリングの使用目的は。
- イ硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。
- ロ硬質ポリ塩化ビニル電線管をアウトレットボックス等に接続するのに用いる。
- ハ硬質ポリ塩化ビニル電線管の管端を保護するのに用いる。
- ニ硬質ポリ塩化ビニル電線管と合成樹脂製可とう電線管とを接続するのに用いる。
答えと解説
✓ これが正解イ硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。
解説
TSカップリングは硬質塩ビ管どうしをつなぐ継手です。
合成樹脂管工事では、管をつなぐ、ボックスへ入れる、管の端を守るなど、目的ごとに部品が分かれています。TSカップリングは、硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)の管と管を、一直線につなぐ継手(つぎて)です。管の端を差し込み、接着剤で固定する方式の継手なので、同じ種類の管どうしをつなぐ部品だと覚えられます。
ほかの用途には、別の部品があります。管をアウトレットボックスなどに接続する部品はボックスコネクタ類、管の端で電線の被覆を傷つけないよう保護する部品はブッシング類です。硬質ポリ塩化ビニル電線管と合成樹脂製可とう電線管のように、種類の違う管をつなぐ部品は、コンビネーションカップリングです。
覚え方は、カップリングは管と管をつなぐ継手、ボックスにつなぐのはコネクタ、管端を守るのはブッシング、という整理です。
ほかの選択肢の解説
- ロ…をアウトレットボックス等に接続するのに用いる。:管をボックスの穴に固定して接続する部品は、ボックスコネクタ類です。TSカップリングは管と管をつなぐ継手で、ボックスへの接続を目的とする部品ではありません。
- ハ…の管端を保護するのに用いる。:管端の保護は、電線を引き入れるときに切り口で被覆を傷つけないようにする部品の役目で、ブッシング類にあたります。つなぐ継手であるTSカップリングとは役目が違います。
- ニ…と合成樹脂製可とう電線管とを接続するのに用いる。:硬質塩ビ管と合成樹脂製可とう電線管のように異なる管をつなぐ部品は、両方の管に合わせた専用の継手(コンビネーションカップリング)です。TSカップリングは同種の管用です。
出典:令和8年度上期第二種電気工事士学科試験 問11(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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