平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問24
一般用電気工作物等の検査方法
電圧計に関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
単相交流電源から負荷に至る回路において,電圧計,電流計,電力計の結線方法として,正しいものは。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解イ
解説
電流計と電力計の電流コイルは直列、電圧計は並列です。
電圧計は測りたい2点の間に並列に、電流計は電流の通り道に直列につなぎます。電力計には電流コイルと電圧コイルがあり、電流コイルは負荷と直列に、電圧コイルは負荷と並列に接続します。
図の電源側を見ると、電源の2線間に電圧計Vが並列に入り、上側の線に電流計Aと、電力計Wの電流コイルが直列に入っています。さらに、電力計の電圧コイルは、W左側の端子(短い線でつながれた端子)から、W右下の端子を通って下側の線へつながり、負荷と並列になっています。
他の図は、電流計を並列にしたり、電圧計を直列にしたり、電力計の端子の結び方が違ったりしています。正しいのは、電流計と電流コイルが直列、電圧計と電圧コイルが並列になっている図です。
覚え方は、電流計・電流コイルは直列、電圧計・電圧コイルは並列、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ左の電源の上の線に電力計Wが直列にあり(Wの手前の黒丸とWの間に短い線がつながる),Wの右側から下の線へ線が下りている。その右で電圧計Vと電流計Aがそれぞれ上下の線の間に接続され,右端に破線で囲んだ抵抗とコイルの直列の負荷がある:電流計Aを上下の線の間に並列に入れているのが誤りです。電流計は内部抵抗が非常に小さいので、並列に入れると電源をほぼ短絡する形になり、負荷の電流を測れません。電流計は線の途中に直列に入れます。
- ハ…流計Aがある。その右で上の線に電力計Wと電圧計Vが直列にあり(WとVの間の黒丸とWの間に短い線がつながる),Wの左側から下の線へ線が下りている。右端に破線で囲んだ抵抗とコイルの直列の負荷がある:電流計Aを電源の2線間に並列に入れ、電圧計Vを上側の線に直列に入れた形で、どちらも誤りです。電圧計は内部抵抗が大きいので、直列に入れると電流がほとんど流れず、負荷にかかる電圧を測れません。
- ニ左の電源の上の線に電流計Aが直列にある。電源の近くで上下の線の間に電圧計Vがあり,その線の途中の黒丸から右へ線が延びて電力計Wにつながる。Wは負荷の手前で上の線と下の線の間に接続され(Wの下側の黒丸とWの間に短い線がつながる),右端に破線で囲んだ抵抗とコイルの直列の負荷がある:電力計Wを、電流計Aより電源側の上の線から引いた線と、負荷の手前で上下の線をつなぐ線との間に入れています。電流コイルが負荷と直列に入っておらず、負荷の電力を正しく測れない結線です。
出典:平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験 問24(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)