平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問23
電気工事の施工方法
ビニル平形コードに関する問題
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100 V の低圧屋内配線に,ビニル平形コード(断面積0.75 mm²)2 心を絶縁性のある造営材に適当な留め具で取り付けて,施設することができる場所又は箇所は。
- イ乾燥した場所に施設し,かつ,内部を乾燥状態で使用するショウウインドー内の外部から見えやすい箇所
- ロ木造住宅の人の触れるおそれのない点検できる押し入れの壁面
- ハ木造住宅の和室の壁面
- ニ乾燥状態で使用する台所の床下収納庫
答えと解説
✓ これが正解イ乾燥した場所に施設し,かつ,内部を乾燥状態で使用するショウウインドー内の外部から見えやすい箇所
解説
コード配線を造営材に施設できるのは、ショウウインドー内です。
ビニル平形コードは、本来は電気器具に接続して使う線で、壁などの造営材に取り付けて屋内配線として使うことは、原則としてできません。例外として認められているものの一つが、乾燥した場所に施設し、内部を乾燥状態で使用するショウウインドーやショウケースの内部で、外部から見えやすい箇所に施設する場合です。
この場合は、コードを造営材に留め具で取り付けて施設できます。条件は、乾燥した場所であること、内部を乾燥状態で使うこと、外部から見えやすい箇所であることです。
押し入れの壁面、和室の壁面、台所の床下収納庫は、この例外として認められた箇所ではありません。人が触れるおそれがない、点検できる、乾燥状態で使う、といった条件がそろっていても、コードを造営材に取り付ける配線はできません。
覚え方は、コードを造営材に留めて配線できる例外は、ショウウインドー・ショウケース内、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ木造住宅の人の触れるおそれのない点検できる押し入れの壁面:押し入れの壁面は、人が触れるおそれがなく点検できる場所でも、ビニル平形コードを造営材に取り付ける配線が認められる例外の箇所には含まれていません。コードを壁に留めて配線することはできません。
- ハ木造住宅の和室の壁面:木造住宅の和室の壁面は、住宅の居室で、人の手が届きやすい場所です。コードを造営材に留めて配線できる例外はショウウインドーなどに限られており、和室の壁面は認められた箇所ではありません。
- ニ乾燥状態で使用する台所の床下収納庫:台所の床下収納庫は、使う状態が乾燥していても、ショウウインドーやショウケースの中ではありません。認められた例外の箇所とは言えないため、造営材にコードを留めて配線することは認められません。
出典:平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験 問23(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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