平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問12
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
ノックアウトパンチャに関する問題
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ノックアウトパンチャの用途で,適切なものは。
- イ太い電線管を曲げるのに用いる。
- ロ金属製キャビネットに穴を開けるのに用いる。
- ハコンクリート壁に穴を開けるのに用いる。
- ニ太い電線を圧着接続する場合に用いる。
答えと解説
✓ これが正解ロ金属製キャビネットに穴を開けるのに用いる。
解説
ノックアウトパンチャは金属製キャビネットの穴あけ用です。
ノックアウトパンチャは、金属製のキャビネットや分電盤、ボックスなどの薄い鋼板に、電線管やケーブルを通すための丸い穴を開ける工具です。丸い刃(パンチ)とそれを受けるダイスで鋼板を挟み、打ち抜くようにして穴を開けます。
他の肢が説明している用途の工具は、それぞれ別の名前があります。太い電線管を曲げるのはパイプベンダ、コンクリート壁に穴を開けるのは振動ドリルなどの工具、太い電線を圧着接続するのは圧着工具です。
つまり、金属製キャビネットに穴を開ける、と述べた肢だけがノックアウトパンチャの用途に合います。電線管を取り付けるボックスの穴あけなど、電気工事の現場で金属の箱や盤に配管を接続する場面で使われます。
見分け方は、パンチ(打ち抜き)という名のとおり、金属板にきれいな丸穴を開ける工具、と覚えることです。
ほかの選択肢の解説
- イ太い電線管を曲げるのに用いる。:太い電線管を曲げる用途の工具は、パイプベンダと呼ばれる別の工具です。ノックアウトパンチャは管を曲げるものではなく、鋼板を打ち抜いて穴を開けるものなので、この説明は当てはまりません。
- ハコンクリート壁に穴を開けるのに用いる。:コンクリート壁に穴を開けるのは、振動ドリルやハンマドリルなど、コンクリート向けの工具の役目です。ノックアウトパンチャは金属の板を打ち抜く工具で、コンクリートの穴あけには使いません。
- ニ太い電線を圧着接続する場合に用いる。:太い電線どうしを圧着接続するのは、圧着工具(油圧式など)の役目です。ノックアウトパンチャは電線を接続する工具ではなく、金属板に穴を開けるための工具なので、この説明は誤りです。
出典:平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験 問12(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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