平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問11
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
配線用遮断器に関する問題
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低圧電路に使用する定格電流が20 A の配線用遮断器に25 A の電流が継続して流れたとき,この配線用遮断器が自動的に動作しなければならない時間[分]の限度(最大の時間)は。
- イ20
- ロ30
- ハ60
- ニ120
答えと解説
✓ これが正解ハ60
解説
定格の1.25倍(20 Aに25 A)は60分以内に動作します。
配線用遮断器には、定格電流の何倍の電流が流れたときに何分以内で自動的に動作するか、という決まりがあります。定格電流30 A以下のものは、定格電流の1倍では動作せず、1.25倍の電流では60分以内に、2倍の電流では2分以内に動作することとされています。
本問は定格20 Aの遮断器に25 Aが継続して流れる場合で、25÷20=1.25倍です。したがって動作しなければならない時間の限度(最大の時間)は60分です。
なお、同じ20 Aの遮断器に2倍の40 Aが流れたときの限度は2分です。本問の1.25倍の60分と取り違えないようにします。
覚え方は、1倍では動作しない、1.25倍で60分以内、2倍で2分以内、の3点をセットにすることです。
ほかの選択肢の解説
- イ20:20分は、定格20 Aに25 Aが流れる1.25倍の場合に決められた限度の60分とは違う値です。1.25倍で限度とされるのは60分なので、20分以内に動作しなければならないという決まりではありません。
- ロ30:30分は、1.25倍に対して決められた限度の60分より短い値です。限度は60分と決まっているので、30分で動作しなくても決まりに反するわけではなく、30分を最大の時間とする規定ではありません。
- ニ120:120分は、定格20 Aの遮断器の1.25倍に対する限度ではありません。30 A以下の配線用遮断器の限度は60分で、120分まで動作しなくてよいとすると、決まりより長すぎて電線が過熱するおそれがあります。
出典:平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験 問11(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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