平成27年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問3
電気に関する基礎理論
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A,B 2本の同材質の銅線がある。Aは直径1.6 mm,長さ20 m,Bは直径3.2 mm,長さ40 mである。Aの抵抗はBの抵抗の何倍か。
〔注〕本問題の計算で√2,√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14
- イ2
- ロ3
- ハ4
- ニ5
答えと解説
✓ これが正解イ2
解説
抵抗は長さ÷直径の2乗に比例し、比は2倍です。
電線の抵抗(電気抵抗)は、材質が同じなら長さに比例し、断面積に反比例します。断面積は直径の2乗に比例するので、抵抗は 長さ÷直径の2乗 に比例することになります。
Aは直径 1.6 mm・長さ 20 m、Bは直径 3.2 mm・長さ 40 m です。長さの比は A:B=20:40 で A は B の 1/2、直径は B が A の 2 倍なので断面積は B が A の 4 倍です。A の抵抗は B の (1/2)×4=2 倍になります。式で確かめると、20÷1.6²=7.8125、40÷3.2²=3.90625 で、7.8125÷3.90625=2 です。
直径が 2 倍になると断面積は 4 倍、と2乗で効く点が要点です。同じ材質の電線なら抵抗率が等しいので、比べるときは寸法の比だけを見れば足ります。長さは比例、太さは2乗に反比例、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- ロ3:3 倍になる条件は、この2本の寸法の比からは導けません。長さの比 1/2 と断面積の比 4 を掛け合わせた結果は 2 であり、途中のどこにも 3 は現れない値です。
- ハ4:4 倍は、直径が 2 倍で断面積が 4 倍になる点だけを使い、A の長さが B の半分である点を落としたときの値です。長さの比 1/2 も掛ける必要があります。
- ニ5:5 倍は、長さの比と断面積の比をどう組み合わせても出てこず、導けない値です。長さの比 1/2 と断面積の比 4 の積が 2 であることを押さえれば、除けます。
出典:平成27年度上期第二種電気工事士筆記試験 問3(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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