平成21年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問12
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
蛍光灯に関する問題
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蛍光灯を、同じ消費電力の白熱電灯と比べた場合、正しいものは。
- イ発光効率が高い。
- ロ雑音(電磁雑音)が少ない。
- ハ寿命が短い。
- ニ力率が良い。
答えと解説
✓ これが正解イ発光効率が高い。
解説
蛍光灯は白熱電灯より発光効率が高いです。
発光効率とは、消費した電力 1 W あたりでどれだけの光が得られるかを表す値です。白熱電灯は、電流でフィラメントを熱して光らせるので、電気の多くが熱になって逃げ、光になる割合が小さい光源です。蛍光灯は、放電で出る紫外線を管の内側の蛍光物質で可視光に変えるので、同じ消費電力ならより多くの光が得られ、発光効率が高くなります。
他の項目は、蛍光灯の実際とは逆の内容です。蛍光灯は点灯のために安定器(電流を安定させる部品)を使い、安定器はコイルなので力率が悪くなります。また、放電や安定器からラジオなどへ雑音が出やすく、寿命は白熱電灯より長くなります。
以上から、白熱電灯と比べて正しいのは、発光効率が高いことです。
覚え方は、蛍光灯は省エネで長持ちだが、安定器のために力率と雑音の面では不利、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ雑音(電磁雑音)が少ない。:電磁雑音が少ないとはいえません。蛍光灯は放電を利用し、点灯用の安定器も付くので、ラジオなどに雑音を出しやすく、雑音の面では白熱電灯より不利です。
- ハ寿命が短い。:寿命が短いのは白熱電灯のほうです。フィラメントが熱で細って切れる白熱電灯に対し、蛍光灯は一般に寿命が長いので、短いとする説明は逆になっています。
- ニ力率が良い。:力率が良いとはいえません。蛍光灯は安定器というコイルを使うため電流が遅れ、力率が悪くなります。抵抗だけに近い白熱電灯のほうが、力率は良い光源です。
出典:平成21年度第二種電気工事士筆記試験 問12(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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