平成25年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問11
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
ゴムコードに関する問題
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許容電流から判断して、公称断面積0.75〔mm²〕のゴムコード(絶縁物が天然ゴムの混合物)を使用できる最も消費電力の大きな電熱器具は。ただし、電熱器具の定格電圧は100〔V〕で、周囲温度は30〔℃〕以下とする。
- イ150〔W〕の電気はんだごて
- ロ600〔W〕の電気がま
- ハ1 500〔W〕の電気湯沸器
- ニ2 000〔W〕の電気乾燥機
答えと解説
✓ これが正解ロ600〔W〕の電気がま
解説
許容電流7〔A〕では100〔V〕で700〔W〕まで、600〔W〕が最大。
コードの許容電流と、電熱器具の消費電力から流れる電流を比べる問題です。公称断面積0.75〔mm²〕のゴムコード(絶縁物が天然ゴムの混合物、周囲温度30〔℃〕以下)の許容電流は7〔A〕です。電熱器具は100〔V〕で使うので、流れる電流は、消費電力÷100〔V〕で求めます。
各器具の電流は、150〔W〕で1.5〔A〕、600〔W〕で6〔A〕、1 500〔W〕で15〔A〕、2 000〔W〕で20〔A〕です。許容電流7〔A〕以下に収まるのは150〔W〕と600〔W〕で、このうち消費電力が大きいのは600〔W〕の電気がまです。
7〔A〕を超える15〔A〕や20〔A〕の器具を使うと、コードが許容電流を超えて過熱するおそれがあります。許容電流×100〔V〕が使える上限の電力(7×100=700〔W〕)、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イ150〔W〕の電気はんだごて:150〔W〕は100〔V〕で1.5〔A〕しか流れず、コードの許容電流の範囲内です。ただし問は使用できる最も消費電力の大きなものを選ぶので、600〔W〕が使える以上、当てはまりません。
- ハ1 500〔W〕の電気湯沸器:1 500〔W〕の電気湯沸器は、100〔V〕で15〔A〕もの電流が流れます。7〔A〕までしか許されない0.75〔mm²〕のゴムコードでは、過熱の危険があるため使えません。
- ニ2 000〔W〕の電気乾燥機:2 000〔W〕の電気乾燥機は100〔V〕で20〔A〕が流れ、許容電流7〔A〕の3倍近くになります。0.75〔mm²〕のコードでは使えず、使用できる器具に入りません。
出典:平成25年度下期第二種電気工事士筆記試験 問11(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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