平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問14
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
蛍光灯に関する問題
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蛍光灯を,同じ消費電力の白熱電灯と比べた場合,正しいものは。
- イ力率が良い。
- ロ雑音(電磁雑音)が少ない。
- ハ寿命が短い。
- ニ発光効率が高い(同じ明るさでは消費電力が少ない)
答えと解説
✓ これが正解ニ発光効率が高い(同じ明るさでは消費電力が少ない)
解説
蛍光灯は白熱電灯より発光効率が高く、消費電力が少ないです。
白熱電灯は、フィラメントを熱して光らせるため、電気の多くが熱になり、明るさのわりに消費電力が大きくなります。蛍光灯は管内の放電で紫外線を出し、管の内側の蛍光物質で可視光に変えるので、同じ明るさなら消費電力が少なくて済みます。この性質を発光効率が高いといいます。
他の点では、白熱電灯のほうが有利です。白熱電灯は抵抗だけの負荷なので力率がほぼ1ですが、蛍光灯は安定器(コイル)を使うため力率が低くなります。また蛍光灯は放電を使い、点灯のための部品も必要なので電磁雑音が出やすくなります。寿命は、蛍光灯のほうが長いのが一般的です。
したがって、発光効率が高い、と述べた肢が正しい比較です。覚え方は、蛍光灯は省エネで長寿命だが、力率と雑音では白熱電灯に劣る、です。
ほかの選択肢の解説
- イ力率が良い。:力率が良いのは白熱電灯のほうです。蛍光灯は点灯のために安定器というコイルを使い、電流が電圧より遅れるので、同じ消費電力でも力率は低くなります。力率が良いという説明は逆です。
- ロ雑音(電磁雑音)が少ない。:蛍光灯は管内の放電を利用し、安定器などの部品も伴うので、フィラメントを熱するだけの白熱電灯より電磁雑音が出やすくなります。雑音が少ないという説明は、蛍光灯には当てはまりません。
- ハ寿命が短い。:蛍光灯の寿命は、フィラメントが切れて寿命になる白熱電灯より長いのが一般的です。寿命が短いという説明は逆で、発光効率が高いことと長寿命であることが、蛍光灯の長所とされています。
出典:平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験 問14(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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