令和6年度 春期 午前 問48
開発技術
リーンソフトウェア開発の問題
リーンソフトウェア開発において,ソフトウェア開発のプロセスとプロセスの所要時間とを可視化し,ボトルネックや無駄がないかどうかを確認するのに用いるものはどれか。
- アストーリーカード
- イスプリントバックログ
- ウバーンダウンチャート
- エバリューストリームマップ
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✓ これが正解エバリューストリームマップ
解説
工程と所要時間を並べて無駄を探します。
設問は、リーンソフトウェア開発において、工程とその所要時間を見えるようにし、滞りや無駄を確かめるために使うものを選ばせています。リーンという流儀は製造業の考え方をもとにしており、探しているのは個々の作業の速さではなく、価値が生まれてから利用者に届くまでの流れの中で止まっている時間です。バリューストリームマップは、その流れを一本に並べ、各工程に掛かる時間と、次の工程を待っている時間を書き込んだ図です。こう描くと、誰も手を動かしていない時間が目に見える形で現れ、そこが取り除くべき無駄だと分かります。設問が挙げた条件がそのままこの図のはたらきにあたるので、これが正解です。残りの三つは、いずれもリーンとは別の流儀から生まれた道具です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アストーリーカード:利用者から見た要求を、一枚に一件ずつ書き出すカードです。何を作るかを並べるためのもので、工程がどれだけ時間を使ったかは記録されません。
- イスプリントバックログ:一回の反復で片づける作業を並べた一覧です。誰が何に取りかかるかは分かりますが、作業と作業の間で止まっている時間は現れません。
- ウバーンダウンチャート:残っている作業量が日を追って減っていく様子を追う図です。横軸に時間を取る点は似ていますが、見ているのは残量の推移であって、各工程に要する時間ではありません。
この問題の用語
- 可視化見えにくい状態や流れを、図や数値にして誰でも見える形にすることです。業務の見直しは、まずここから始めます。
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問48
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問63:アソシエーション分析に関する問題(可視化)
- 令和7年度 秋期 午前 問42:CSPMに関する問題(可視化)
- 令和6年度 秋期 午前 問63:Rearrangeを適用したもの(可視化)
- 令和6年度 春期 午前 問71:マスカスタマイゼーションの事例(可視化)
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