令和4年度 秋期 午前 問46
開発技術
仕様書に関する問題
仕様書やソースコードといった成果物について,作成者を含めた複数人で,記述されたシステムやソフトウェアの振る舞いを机上でシミュレートして,問題点を発見する手法はどれか。
- アウォークスルー
- イサンドイッチテスト
- ウトップダウンテスト
- エ並行シミュレーション
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✓ これが正解アウォークスルー
解説
動かさずに机上でたどる検査です。
設問は、仕様書やソースコードといった成果物について、作成者を含めた複数人で振る舞いを机上でたどり、問題点を見つける手法を選ばせています。条件は三つに分けられます。机上で行うのでコンピュータで走らせない、複数人で行うので一人の作業ではない、作成者が加わるのでその人が案内役を務める、という三つです。軸は、その手法が動かす側に属するのか、動かさない側に属するのかという一点です。三つの条件をすべて満たすのは、成果物を読み合わせて誤りを早い段でつかむやり方であり、参加者は書かれたとおりに値が動く様子を頭の中で追いかけます。正解は、ウォークスルーです。欠陥は上流で見つけるほど直す手間が軽く済むため、走らせる前の検査に重みが置かれます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イサンドイッチテスト:上位からと下位からの結合を同時に進め、中ほどで突き合わせる進め方です。仮の呼び出し役と仮の部品の両方を用意し、実際にコンピュータで走らせて確かめるので、紙の上でという条件に合いません。
- ウトップダウンテスト:上位の部品から順に組み上げ、まだできていない下位を仮の部品で置き換えながら確かめる進め方です。これも走らせて結果を見る手順なので、読み合わせて追いかける作業とは別のものです。
- エ並行シミュレーション:監査人が別に用意した処理へ同じ入力を流し、本番の結果と突き合わせる技法です。名前に模擬という語を含みますが、実際に計算させて比べるものであり、複数人で読み進める場ではありません。
この問題の用語
- ソースコード人が読み書きできる形で書かれた、プログラムそのものです。コンパイラなどで、コンピュータが実行できる形に変換して使います。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問46
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問40:SBOMに関する問題(ソースコード)
- 令和7年度 春期 午前 問16:GPLに関する問題(ソースコード)
- 令和6年度 春期 午前 問50(ソースコード)
- 令和5年度 秋期 午前 問48(ソースコード)
- 令和5年度 秋期 午前 問47(ソースコード)
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