平成28年度 秋期 午前 問48
開発技術
JIS X 0160に関する問題
JIS X 0160 におけるソフトウェア実装プロセスの下位レベルのプロセスのうち,次のタスクを実施するものはどれか。
〔タスク〕
・ソフトウェア品目の外部インタフェース,及びソフトウェアコンポーネント間のインタフェースについて最上位レベルの設計を行う。
・データベースについて最上位レベルの設計を行う。
・ソフトウェア結合のために暫定的なテスト要求事項及びスケジュールを定義する。
- アソフトウェア結合プロセス
- イソフトウェア構築プロセス
- ウソフトウェア詳細設計プロセス
- エソフトウェア方式設計プロセス
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✓ これが正解エソフトウェア方式設計プロセス
解説
最上位レベルの設計を受け持つ、方式設計の段階です。
設問は、JIS X 0160 のソフトウェア実装プロセスに含まれる下位レベルのプロセスのうち、示された三つのタスクを実施するものを選ばせています。決め手は、タスクの文言に最上位レベルの設計という言い方が二度出てくることです。この規格の実装プロセスは、要求事項を分析し、全体の骨組みを決め、細部を詰め、コードにし、組み合わせ、要求どおりかを確かめる、という順に粒度が細かくなっていきます。外部とのつなぎ目や構成要素どうしのつなぎ目、それにデータベースの大枠を先に決めるのは、まだ全体を分ける段階の仕事です。分けた側が、その部品をどう組み戻すかの見通しを暫定的に置いておく点も同じ段階に属します。よって、ソフトウェア方式設計プロセスが当てはまります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アソフトウェア結合プロセス:出来上がった部品を組み合わせ、つなぎ目が意図どおりに動くかを確かめる段階を指します。示された三つの作業はいずれも設計を行うと述べており、組み上げて試す側の仕事ではありません。
- イソフトウェア構築プロセス:設計が固まったあとに、実際にコードを書いて単体で動くところまで持っていく段階です。ここで生み出すのは設計の文書ではなく動く部品なので、示された作業の言い回しと合いません。
- ウソフトウェア詳細設計プロセス:こちらも設計の段階ですが、受け持つのはコードを書ける粒度まで詰める最下位レベルです。示された作業には最上位レベルと明記されているため、担当する粒度がちょうど一段ずれています。
この問題の用語
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
- スケジュール作業の順序と日程を決めた計画のことをいいます。作業の前後関係から日程を組み立てるには、PERTが向いています。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問48
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