平成27年度 春期 午前 問73
ビジネスインダストリ
情報表現規約で規定されるべきもの
EDI を実施するための情報表現規約で規定されるべきものはどれか。
- ア企業間の取引の契約内容
- イシステムの運用時間
- ウ伝送制御手順
- エメッセージの形式
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✓ これが正解エメッセージの形式
解説
やり取りする中身の書き方を決める規約です。
設問は、EDI を実施するための情報表現規約で規定されるべきものを選ばせています。四つの記述はどれも EDI に関わっているので、関係があるかどうかでは絞れません。手掛かりは規約の名前そのもので、情報表現とは、やり取りする中身をどう書き表すかという意味です。取り決めるのは、データの項目、桁数、並び順、コードの体系といったところです。ここがそろっていないと、データが届いても相手のシステムでは意味を取れません。企業どうしの取決めは下から順に、線をつなぐ、中身を書く、日々回す、取引の土台を約束する、という四つの層に積み上がっています。その二段目を受け持つのが、この規約です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア企業間の取引の契約内容:企業間の取引の契約内容は、電子でやり取りしたデータに契約としての効力を持たせるための取決めで、四つの層のうち最も上に置かれます。技術ではなく法務の層なので、書き方の話ではありません。
- イシステムの運用時間:システムの運用時間は、受付の時間帯や障害時の対応、締めの時刻や訂正の手順を定める業務運用規約にあたります。日々どう回すかを決める層であり、中身の書き方を決める層ではありません。
- ウ伝送制御手順:伝送制御手順は、どの回線でどのように運ぶかを定める情報伝達規約にあたります。手順も形式もどちらも技術の言葉ですが、運び方を決める層と書き方を決める層は別に置かれています。
この問題の用語
- EDI取引の伝票を決まった形式にそろえて、企業の間でやり取りする仕組みです。注文や請求の手入力が減り、取引を速く正確に進められます。
- 規約守るべき約束事や決まりを定めたもののことです。利用規約やコーディング規約、通信の手順を決めた通信規約などがあります。
- 契約当事者の合意で成立する法的な約束のこと。原則として口頭でも成立し、契約書は内容を確かめる証拠になります。
出典:平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問73
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問78:著作権法に関する問題(規約)
- 令和6年度 秋期 午前 問57:入出力データの管理方針の例(EDI)
- 令和4年度 秋期 午前 問26:命名規約だけでは回避できない事象(規約)
- 平成28年度 春期 午前 問72:EDIの説明(EDI)
- 平成23年度 秋期 午前 問44:デザインレビューを実施する目的(規約)
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