平成26年度 秋期 午前 問55
サービスマネジメント
SLAに記載する内容
SLA に記載する内容として,適切なものはどれか。
- アサービス及びサービス目標を特定した,サービス提供者と顧客との間の合意事項
- イサービス提供者が提供する全てのサービスの特徴,構成要素,料金
- ウサービスデスクなどの内部グループとサービス提供者との間の合意事項
- エ利用者から出された IT サービスに対する業務要件
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✓ これが正解アサービス及びサービス目標を特定した,サービス提供者と顧客との間の合意事項
解説
顧客との間で結ぶ、水準の合意です。
設問は、SLAに記載する内容として適切なものを選ばせています。略さずに読むと、サービスの水準に関する合意という三語になりますから、それぞれがそのまま条件になります。相手は顧客であること、中身は測れる水準の目標であること、そして形は合意であることです。この三つで並びを切ります。ですから、サービス及びサービス目標を特定した、サービス提供者と顧客との間の合意事項という記述が当てはまります。目標として書く項目も見ておきましょう。稼働している割合、サービスを提供する時間帯、障害を受け付けてから最初に返答するまでの時間、復旧の目標時間、処理が返るまでの時間、そして目標に届かなかったときの扱いなどです。どれも数で測れることが共通しています。測れないものは目標として書けません。達成したかどうかを判定できないからです。周りにある取り決めも並べて覚えると混ざりません。顧客との約束がSLAで、社内の他部門との間で交わす取り決めがOLA、外部の供給者との間で結ぶものが供給者との契約です。内側と外側を固めておくことで、いちばん外側にある顧客との約束を守れるようにします。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イサービス提供者が提供する全てのサービスの…:提供できるすべてのサービスの特徴や構成要素、料金を並べたものは、サービスカタログにあたります。何を頼めるのかを示す一覧であって、水準を守るという約束ではありません。
- ウサービスデスクなどの内部グループとサービ…:相手が社内のグループになっています。これはOLAと呼ばれる社内の取り決めで、外側の顧客との約束を支えるために交わされます。合意事項という語だけを頼りに選ぶと、ここに着きます。
- エ利用者から出された IT サービスに対す…:利用者から出された要望や要求は、まだ合意に至っていない段階のものです。取り交わしていない以上、守れなかったときに違反として扱うこともできませんから、記載する内容にはなりません。
この問題の用語
- SLA提供する側と受ける側で、どの水準まで満たすかをあらかじめ取り決めた合意。緊急時の手順や、守れなかったときの扱いも決めておきます。
- OLAサービス提供者と社内の内部グループとの間で交わす合意の文書です。相手が顧客ならSLAで、合意する相手によって呼び名が変わります。
- サービスカタログ提供するITサービスの内容や条件をまとめて示した文書のことです。SLAとともに、サービス提供者が文書化して維持する義務を負います。
- サービスデスク利用者からの問合せや障害の連絡を、一つの窓口で受け付ける組織です。受けた内容を記録し、解決まで見届けたり担当部門へ引き継いだりします。
出典:平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問55:サービス可用性に関する問題(SLA)
- 令和5年度 春期 午前 問56:サービスレベル目標に関する問題(SLA)
- 令和4年度 秋期 午前 問56:シフトに関する問題(サービスデスク)
- 令和元年度 秋期 午前 問57:インシデント管理に関する問題(サービスデスク)
- 平成30年度 秋期 午前 問57:“フォロー・ザ・サン”の説明(サービスデスク)
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