令和4年度 北海道 午後 問41
医薬品の適正使用・安全対策
添付文書に関する以下の記述の正誤
一般用医薬品(体外診断用医薬品を除く)の添付文書に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 重要な内容が変更された場合には、改訂年月を記載するとともに改訂された箇所を明示することとされている。
b 添付文書の内容は、常に最新の情報を提供する必要があるため、月に1回定期的に改訂されている。
c 薬効名とは、その医薬品の薬効又は性質が簡潔な分かりやすい表現で示されたもので、販売名に薬効名が含まれている場合であっても、薬効名は必ず記載されている。
d 添付文書の販売名の上部に、「使用にあたって、この説明文書を必ず読むこと。また、必要なときに読めるよう大切に保存すること。」等の文言が記載されている。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 誤
- 2正 誤 誤 正
- 3正 正 誤 誤
- 4誤 正 正 正
- 5誤 誤 誤 正
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✓ これが正解2正 誤 誤 正
解説
aとdが正、改訂は必要に応じて随時、薬効名は省略されることがある
一般用医薬品の添付文書の構成は、手引き第5章の医薬品の適正使用情報(添付文書の読み方)の項で判断します。改訂の時期と、薬効名の扱いがポイントです。
aは正しい記述です。添付文書の重要な内容が変更された場合には、改訂年月を記載するとともに、改訂された箇所を明示することとされています。以前からその医薬品を使っている人が、変わった点を見落とさないようにするためです。bは誤りです。添付文書の内容は、医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見や使用に係る情報に基づき、必要に応じて随時改訂されます。月に1回定期的に改訂されるという決まりはありません。cも誤りです。薬効名は、その医薬品の薬効又は性質を簡潔に示したものですが、販売名に薬効名が含まれている場合(〜胃腸薬など)には、薬効名の記載は省略されることがあります。必ず記載されるわけではありません。dは正しい記述で、添付文書の販売名の上部には、使用にあたってこの説明文書を必ず読むこと、必要なときに読めるよう大切に保存すること、などの文言が記載されています。
したがって、a正・b誤・c誤・d正の組み合わせが正解です。添付文書の改訂は定期ではなく随時、と覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 正 誤:bとcを正、dを誤としています。改訂は新しい知見に応じて随時行われ、販売名に薬効名があれば省略されることもあります。読むことと保存を促す文言の記載は正しい内容です。
- 3正 正 誤 誤:bを正、dを誤としています。添付文書は毎月決まって改訂されるのではなく、必要に応じて改訂されます。販売名の上部の文言を述べたdは正しい記述です。
- 4誤 正 正 正:aを誤、bとcを正としています。重要な変更の際に改訂年月と改訂箇所を示すことは正しく、定期改訂と薬効名の必ず記載はどちらも誤りです。
- 5誤 誤 誤 正:aを誤としていますが、重要な内容が変わったときに改訂年月を書き、改訂箇所を明示することは、手引きが述べる取扱いどおりです。
出典:令和4年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問41(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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