令和5年度 北海道 午後 問42
医薬品の適正使用・安全対策
してはいけないことに関する問題
次の記述は、一般用医薬品の添付文書に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 販売名に薬効名が含まれているような場合には、薬効名の記載が省略されることがある。
b 「してはいけないこと」の項には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されている。
c 治療のために処方された医薬品の使用を自己判断で控えることは適当でないため、「医師(又は歯科医師)の治療を受けている人」は、「次の人は使用(服用)しないこと」の項に記載されている。
d 薬理作用等から発現が予測される軽微な症状がみられた場合に関する記載として、症状の持続又は増強がみられた場合には、使用を自己判断で中止することなく、専門家に相談する旨が記載されている。
- 1(a、b)
- 2(a、c)
- 3(b、c)
- 4(b、d)
- 5(c、d)
答えと解説を見る
✓ これが正解1(a、b)
解説
aとbが正しい。治療中の人は相談すること、軽微な症状はいったん中止
添付文書の使用上の注意(手引きの医薬品の適正使用・安全対策の章)で判断します。
aは正しい記述です。薬効名とはその医薬品の薬効又は性質が簡潔な分かりやすい表現で示されたもので、販売名に薬効名が含まれているような場合には、薬効名の記載が省略されることがあります。bも正しく、してはいけないことの項には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項が記載されています。cは誤りです。医師(又は歯科医師)の治療を受けている人は、相談することの項に記載されます。治療のために処方された医薬品の使用を自己判断で控えることは適当でないため、使用しないこととするのではなく、使用の前に医師や薬剤師などに相談するよう求める形になっています。dも誤りです。薬理作用などから発現が予測される軽微な症状がみられた場合については、症状の持続又は増強がみられたときは、いったん使用を中止した上で専門家に相談する旨が記載されています。
したがって、aとbを選ぶ組み合わせが正解です。治療中の人は相談、軽い症状が続けばいったんやめて相談、と行動の順番で覚えましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2(a、c):c を選んでいる点で外れます。通院中の人にこの薬を一律に禁じるのではなく、使う前に主治医などへ聞いてもらう扱いなので、記載される場所が違います。aは正しいです。
- 3(b、c):c を選んでいる点で外れます。通院中の人への記載は、禁止ではなく事前に問い合わせてもらう形です。bの記述は正しいので、cだけが合いません。
- 4(b、d):d を含めていますが、軽微な症状が続いたり強まったりしたときは、いったん使用を中止したうえで専門家に相談する旨が書かれます。中止せずにとするdは誤りです。
- 5(c、d):選んだ二つはどちらも外れています。通院中の人は禁止ではなく問い合わせの扱いで、予測される軽い症状が長引くときは、まず使うのをやめてから相談するよう書かれます。
出典:令和5年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問42(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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