令和4年度 北海道 午後 問4
人体の働きと医薬品
喉頭に関する問題
次の記述は、呼吸器系に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 喉頭は、咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官である。
b 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、代わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれることでガス交換が行われる。
c 鼻腔から気管支までの呼気及び吸気の通り道を気道といい、そのうち咽頭、喉頭、気管までの部分を上気道という。
d 呼吸器系では、侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応は行われない。
- 1(a、b)
- 2(a、c)
- 3(b、d)
- 4(c、d)
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✓ これが正解1(a、b)
解説
aとbが正しい。上気道は喉頭まで、呼吸器でも免疫反応がある
呼吸器系の構造と働きは、手引き第2章の呼吸器系の項で判断します。上気道と下気道の境目と、ガス交換の向きがポイントです。
aは正しい記述です。喉頭は咽頭と気管の間にある、軟骨に囲まれた円筒状の器官です。bも正しい記述です。肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中へ拡散し、代わりに酸素が赤血球に取り込まれます。これがガス交換です。cは誤りです。気道のうち、咽頭と喉頭までの部分を上気道といい、気管から気管支、肺までを下気道といいます。記述は気管までを上気道に含めている点が違います。dも誤りです。呼吸器系は外気と接するため、侵入してくる細菌やウイルス等に対する免疫反応が行われています。
したがって、aとbを選ぶ組み合わせが正解です。のど(咽頭・喉頭)までが上、気管から先が下と区切って覚えると迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2(a、c):aは正しいものの、cは誤りです。上気道は咽頭と喉頭までで、気管は下気道に含まれます。bのガス交換の記述が正しいので、aとcの組は当てはまりません。
- 3(b、d):bは正しい記述ですが、dは誤りです。呼吸器系では侵入してくる細菌やウイルスに対して免疫反応が行われます。aの喉頭の記述も正しい内容です。
- 4(c、d):cは気管を上気道に含めている点が誤りで、dは呼吸器系で免疫反応が行われないとしている点が誤りです。正しいのはaとbです。
出典:令和4年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問4(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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