令和3年度 北海道 午後 問119
医薬品の適正使用・安全対策
シロップ剤に関する問題
一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a シロップ剤は、特に変質しやすいため、開封後は冷蔵庫内に保管することが望ましい。
b 点眼薬は、できるだけ早く使い切るため、家族間で共用することが望ましい。
c 添付文書を見なくても適切な保管がなされるよう、その容器や包装にも、保管に関する注意事項が記載されている。
d 適切な保存条件の下で、性状及び品質が製造後2年以上安定であることが確認されている医薬品においては、「使用期限」を表示する法的義務はない。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 誤 正
- 2正 誤 正 正
- 3誤 正 正 誤
- 4正 誤 正 誤
- 5誤 正 誤 正
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✓ これが正解4正 誤 正 誤
解説
aとcが正。点眼薬は共用しない、使用期限の義務がないのは3年超
手引き第5章の添付文書や製品表示の保管及び取扱い上の注意で判断します。
aは正しい記述です。シロップ剤などは変質しやすいため、開封後は冷蔵庫内に保管されるのが望ましいとされています。bは誤りです。点眼薬では、複数の使用者間で使い回されると、使用に際して薬液に細菌汚染があった場合に別の使用者に感染するおそれがあるため、他の人と共用しないこととされています。家族間で共用することが望ましい、という部分が誤りです。cは正しい記述です。購入者が添付文書を見なくても適切な保管がなされるよう、容器や包装にも保管に関する注意事項が記載されています。dは誤りです。使用期限の表示については、適切な保存条件の下で製造後3年を超えて性状及び品質が安定であることが確認されている医薬品において、法的な表示義務はないとされています。2年以上ではありません。
したがって、a正・b誤・c正・d誤の組み合わせが正解です。点眼薬は自分専用、使用期限の表示が省けるのは3年を超えて安定なもの、と数字と使い方をおさえると判断できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 誤 正:bとdを正しく、cを誤りとしていますが、点眼薬は汚染が他の人に移るおそれがあるので共用しません。容器や包装に保管の注意が記載されているcは正しい記述です。
- 2正 誤 正 正:dを正しいとしている点が違います。使用期限の法的な表示義務がないのは、適切な保存条件で製造後3年を超えて性状と品質が安定と確認された医薬品です。
- 3誤 正 正 誤:aを誤り、bを正しいとしていますが、シロップ剤は変質しやすく開封後は冷蔵保管が望ましいとされ、点眼薬は家族間でも共用しないこととされています。
- 5誤 正 誤 正:四つの判定がすべて逆です。シロップ剤の冷蔵保管と容器への保管の注意記載は正しく、点眼薬の共用と、2年以上で使用期限の表示義務がなくなるという記述は誤りです。
出典:令和3年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問119(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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