平成30年度 秋期 午前Ⅱ 問20
業務分析・データ利活用
問題解決に当たって,現実にとらわれることなく理想的なシステムを想定した上で,次に,理想との比較から現状の問題点を洗い出し,具体的な改善案を策定する手法はどれか。
- ア系統図法
- イ親和図法
- ウ線形計画法
- エワークデザイン法
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✓ これが正解エワークデザイン法
解説
理想のシステムを想定し、現状と比べて改善案を作るのはワークデザイン法です。
ワークデザイン法は、問題を解決するときに、まず現実の制約にとらわれずに理想的なシステムを思い描き、次にその理想と現状とを比べて問題点を洗い出し、実現できる具体的な改善案に落とし込んでいく手法です。現状の分析から積み上げて改善するのではなく、あるべき姿から逆算して考える点に特徴があります。そのため、現状の延長線上にない大胆な改善案を引き出しやすくなります。見分ける軸は、理想を先に置いて現状と比べるという順序です。目的と手段を枝分かれさせて整理する方法、言葉のデータを似たものどうしでまとめる方法、数式で最適な組合せを求める方法は、いずれもこの順序をとりません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア系統図法:系統図法は、目的を達成するための手段を枝分かれさせて段階的に展開し、実行できる方策まで具体化していく手法です。理想のシステムを想定して現状と比べるという進め方ではありません。
- イ親和図法:親和図法は、集めた言葉のデータを、内容の似たものどうしでグループにまとめ、問題の構造を明らかにする手法です。理想像から現状の問題点を洗い出す手順とは違います。
- ウ線形計画法:線形計画法は、一次式で表した制約条件の下で、一次式で表した目的を最大または最小にする組合せを求める数学的な手法です。理想のシステムと現状を比較して改善案を作る手法ではありません。
この問題の用語
- 改善悪いところを直して、より良い状態にすること。一度で終わらせず、計画・実行・評価・見直しを繰り返して続けるのが基本です。
出典:平成30年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問20
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