平成30年度 秋期 午前Ⅱ 問7
経営戦略手法
PPMに関する問題
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)マトリックスのa,bに入れる語句の適切な組合せはどれか。
PPMマトリックスの図:
高 ┌──────────┬──────────┐
│ 花形 │ 問題児 │
[ a ] ├──────────┼──────────┤
│金のなる木│ 負け犬 │
低 └──────────┴──────────┘
高 [ b ] 低
- 縦軸が a(上が高・下が低),横軸が b(左が高・右が低)。左上が花形,右上が問題児,左下が金のなる木,右下が負け犬。
選択肢は原典ではa,bの表。
- アa:売上高利益率 / b:市場占有率
- イa:市場成長率 / b:売上高利益率
- ウa:市場成長率 / b:市場占有率
- エa:市場占有率 / b:市場成長率
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✓ これが正解ウa:市場成長率 / b:市場占有率
解説
縦軸aは市場成長率、横軸bは市場占有率です。
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)は、自社の事業や製品を、市場成長率と市場占有率(相対的なシェア)の二つの軸で四つに分け、経営資源の配分を考える手法です。縦軸が市場成長率、横軸が市場占有率で、図では横軸の左が高いことに注意します。成長率も占有率も高い左上が花形、成長率は高いが占有率が低い右上が問題児、成長率は低いが占有率が高い左下が金のなる木、どちらも低い右下が負け犬です。金のなる木は、成長の止まった市場で高いシェアを持つため、投資が少なくて済み資金を生み出す、という位置付けから軸を逆算することもできます。四つの名前と軸の高低を組で覚えると、軸を入れ替えた肢を見抜けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アa:売上高利益率 / b:市場占有率:売上高利益率は PPM の軸ではありません。縦軸は市場がどれだけ伸びているかを表す市場成長率で、横軸の市場占有率と組み合わせて四つの象限を作ります。
- イa:市場成長率 / b:売上高利益率:縦軸の市場成長率は合っていますが、横軸が売上高利益率になっています。PPM の横軸は自社がその市場でどれだけのシェアを持つかを表す市場占有率です。
- エa:市場占有率 / b:市場成長率:軸の割当てが逆になっています。左下の金のなる木は成長率が低く占有率が高い事業なので、縦軸が市場成長率、横軸が市場占有率でなければ四つの名前の配置と合いません。
出典:平成30年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7
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