平成25年度 秋期 午前Ⅱ 問18
技術戦略マネジメント
品質機能展開に関する問題
特許を分析して生まれた問題解決技法であり,問題(矛盾)を創造的・発明的に解決するための弁証法的な思考法を具体的な方法論にまとめたものはどれか。
- アQFD
- イTRIZ
- ウシックスシグマ
- エ親和図法
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✓ これが正解イTRIZ
解説
特許の分析から生まれた、矛盾を解く発明的問題解決の理論がTRIZです。
TRIZは、旧ソ連のアルトシュラーらが大量の特許を分析し、発明に共通する考え方を体系化した問題解決の理論です。ある性能を上げると別の性能が下がるといった矛盾を、妥協で済ませるのではなく、矛盾そのものを解消する方向で解決する方法を、発明原理などの道具としてまとめています。見分ける軸は、設問が挙げる特許の分析と矛盾の解決という二つの手掛かりです。品質の作り込み、ばらつきの削減、情報の整理といった他の手法の目的とは、この二点で区別できます。特許から生まれ、矛盾を解く技法と結び付けておくと判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アQFD:QFDは品質機能展開と呼ばれ、顧客の要求品質を製品の設計品質や部品の特性へと段階的に展開していく手法です。顧客の声を設計に反映させるための手法であり、特許の分析から生まれたものではありません。
- ウシックスシグマ:シックスシグマは、業務プロセスのばらつきを統計的に把握し、欠陥の発生を極めて少なくすることを目指す品質改善の手法です。特許の分析に基づく発明的な問題解決の方法論ではありません。
- エ親和図法:親和図法は、集めた言語データを内容の近さでまとめ、問題の構造を明らかにする手法です。情報を整理して問題を浮かび上がらせるもので、矛盾を発明的に解決する方法論ではありません。
この問題の用語
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成25年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問18
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