平成21年度 秋期 午前Ⅱ 問9
経営戦略手法
特定顧客,特定製品のセグメントに資源を集中し,専門化を図る戦略はどれか。
- アチャレンジャ戦略
- イニッチ戦略
- ウフォロワ戦略
- エリーダ戦略
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✓ これが正解イニッチ戦略
解説
特定の顧客や製品に資源を集中して専門化するのはニッチ戦略です。
コトラーは、業界内での地位によって企業をリーダ、チャレンジャ、フォロワ、ニッチャの四つに分け、それぞれに合う戦略を示しました。見分ける軸は、市場全体を相手にするのか、特定の領域に絞るのかです。特定の顧客層や特定の製品分野に経営資源を集中して専門化し、その領域で独自の地位を築くのがニッチ戦略です。大手が手を出しにくい小さな市場で、専門性によって収益を確保することを狙います。残りの三つは、いずれも市場全体の中での地位を前提に、市場の拡大、上位への挑戦、上位への追随を図る戦略です。すき間の市場に集中して専門化する、という一言で覚えると選べます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アチャレンジャ戦略:チャレンジャ戦略は、業界二番手などの企業が、差別化によってリーダのシェアを奪いに行く戦略です。市場全体での地位の向上を目指すもので、特定の顧客や製品に絞って専門化するものではありません。
- ウフォロワ戦略:フォロワ戦略は、上位企業の製品や手法を手本にし、開発費などを抑えて効率よく利益を確保する戦略です。追随が中心であり、特定の領域での専門化を図るものではありません。
- エリーダ戦略:リーダ戦略は、最大のシェアを持つ企業が、市場全体の需要を広げたりシェアを守ったりする戦略です。全方位で市場を相手にする点で、特定のセグメントへの集中とは逆の方向です。
出典:平成21年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問9
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