過去問解きまくり研究所 ホーム

第38回 問題96

児童・家庭福祉

保育所に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

答えと解説を見る

✓ これが正解2保育の必要性の認定要件には,家庭において必要な保育を受けることが困難であるもののうち,求職活動を継続的に行っていることが含まれる。

解説

求職活動の継続は、保育の必要性の認定事由に含まれる。

保育所は、保育を必要とする乳幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行う、児童福祉法上の児童福祉施設です。保育所を利用するには、子ども・子育て支援法に基づいて市町村から保育の必要性の認定を受けます。この問は、認定の事由、無償化の範囲、利用調整の仕組み、開所時間の考え方で判断します。

保育の必要性の認定事由には、保護者の就労(フルタイムに限らずパートタイムなども含む)、妊娠・出産、保護者の疾病や障害、親族の介護・看護、災害復旧、求職活動、就学、虐待やDVのおそれがあることなどが挙げられています。求職活動を継続的に行っていることが含まれるとする記述が最も適切です。仕事を探している段階でも保育所を利用できるようにする趣旨です。

ほかの記述を見ると、保育所は学校教育法上の学校ではありません。幼稚園が学校、幼保連携型認定こども園が学校と児童福祉施設の両方の性格をもつ施設である点と取り違えないようにします。幼児教育・保育の無償化は2019年10月からの制度で、主に3歳から5歳の子どもを対象とし、0歳から2歳は住民税非課税世帯に限られます。利用の調整を行うのは市町村で、複数の市町村圏域単位ではありません。開所時間は11時間が原則ですが、延長保育によってそれを超えて利用することもできます。

保育所は児童福祉施設、幼稚園は学校、認定こども園の一部は両方、という施設の性格の区別を一度整理しておくと見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第38回 社会福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題96。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)