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第37回 問題56

障害者福祉

「障害者雇用促進法」に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解4雇用義務の対象となる障害者であるかどうかの確認は,精神障害者については,精神障害者保健福祉手帳により行う。

解説

雇用義務の対象の精神障害者かは、精神障害者保健福祉手帳で確かめます。

障害者雇用促進法は、事業主に一定割合の障害者の雇用を義務づける障害者雇用率制度を中心に、職業リハビリテーション、障害者に対する差別の禁止と合理的配慮の提供などを定めた法律です。雇用義務の対象となる障害者は、身体障害者、知的障害者、精神障害者で、精神障害者は2018年4月から雇用義務の対象に加わりました。

雇用義務の対象となる障害者かどうかは、手帳などで確かめます。身体障害者は身体障害者手帳、知的障害者は療育手帳や判定機関の判定書、精神障害者は精神障害者保健福祉手帳の交付を受けていることで確認します。したがって、精神障害者については精神障害者保健福祉手帳により行うとする記述が最も適切です。精神障害の診断を受けているだけでは、雇用率の算定の対象にはなりません。

ほかの記述では、法律の範囲と事業主の義務の中身が問われています。障害福祉サービスとしての就労支援は別の法律に基づくこと、ハローワークは就職後の定着まで支えること、相談員は自らが雇用する労働者から選ぶこと、合理的配慮には過重な負担という限界があることを押さえておきます。見分け方は、雇用の場での事業主の義務は障害者雇用促進法、福祉サービスとしての就労支援は障害者総合支援法、と法律を分けて考えることです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第37回 社会福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題56。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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