データベース|平成30年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問65
関係データベースの操作a〜cと,関係演算の適切な組合せはどれか。
- a 指定したフィールド(列)を抽出する。
- b 指定したレコード(行)を抽出する。
- c 複数の表を一つの表にする。
| a | b | c | |
|---|---|---|---|
| ア | 結合 | 射影 | 選択 |
| イ | 射影 | 結合 | 選択 |
| ウ | 射影 | 選択 | 結合 |
| エ | 選択 | 射影 | 結合 |
- 結合 射影 選択
- 射影 結合 選択
- ✓ これが正解射影 選択 結合
- 選択 射影 結合
解説
列を取るのが射影、行を取るのが選択、表をつなぐのが結合です。
表からデータを取り出す操作は、取り出す向きで名前が分かれています。縦に並んだ列を指定して取り出すのが射影です。横に並んだ行を条件で絞って取り出すのが選択です。別々の表を共通する部分でつないで一つの表にするのが結合です。ここでつまずきやすいのが選択という言葉です。ふだんの日本語では、選ぶ対象が列でも行でもかまいません。ところがこの分野では、行に限った操作を指します。ふだんの感覚のまま列に当てはめると、射影と入れ替わります。三つの操作は、縦を取る、横を取る、二つをつなぐ、と図の形で覚えると入れ替わりません。組合せを選ぶ形の問題は、自信のある一つを先に決めると、残りが二つまで絞れます。この設問なら、表を一つにするのが結合だと決めるだけで、候補が半分になります。全部を同時に当てにいかないのが早道です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 列を取り出す操作を結合、行を取り出す操作を射影、表をつなぐ操作を選択としています。三つとも本来の対応から一つずつずれています。表を一つにするのは結合なので、その最後の対応から先に確かめると、この肢はすぐに外せます。
- 列を取り出す操作は合っていますが、行を取り出す操作を結合、表をつなぐ操作を選択としています。後ろの二つが入れ替わった形です。表を一つにするのが結合という一点だけで見分けられます。最初の一つが合っていると見落としやすい肢です。
- 列を取り出す操作を選択、行を取り出す操作を射影としています。この二つが正面から入れ替わっています。日常の言葉に引かれて、選択を列を選ぶ操作と読んだ形です。行に限るのが選択、列を取るのが射影と押さえ直します。
この問題に関係する言葉
- 関係データベースデータを表の形で持ち、表どうしを結びつけて扱う、最も広く使われているデータベース。設計に使うE-R図は、この形での実装を前提にしません。
- 射影
- 選択
- 結合
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問65(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
同じ単元をまとめて解くならデータベースへ。
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