企業活動|平成21年度 春期 ITパスポート試験 問98
〔中問C・通信販売業務〕〔ストラテジ〕A さん,B さんがそれぞれ 1 人で通販業務を行う場合の作業時間と 1 週間の通販業務の進捗率の関係を図のようなグラフで表す。A さんが 1 人で通販業務を行う場合の作業時間と進捗率の関係を線分 a,B さんが 1 人で通販業務を行う場合の作業時間と進捗率の関係を線分 b で表す。
A さんと B さんの 2 人が一緒に通販業務を行うとき,作業時間と 1 週間の通販業務の進捗率の関係を表す線分はどれか。
```
〔図 作業時間(横軸・時間)と 1 週間の通販業務の進捗率(縦軸・%)〕
進捗率
100 ┼‥‥①‥‥‥‥②‥‥‥‥‥③‥‥‥‥‥‥‥
│ /// /a / /b /
│ /// / / / /
│//// / / / / \④
│///////////////////\
0 └──────────┬──────────┬───────────→ 作業時間
36 45
線分 a … 原点から出て,作業時間 36 で進捗率 100% に達する(A さん 1 人)
線分 b … 原点から出て,作業時間 45 で進捗率 100% に達する(B さん 1 人)
①②③ … 原点から出る右上がりの直線(① がいちばん急・③ がいちばん緩い)
① は 36 より手前で,② は 36 と 45 の間で,③ は 45 より先で 100% に達する
④ … 進捗率 100% の位置から出て右下がりに落ちる直線
```
- ✓ これが正解①
- ②
- ③
- ④
解説
二人でやれば速くなるので、傾きは急なほうへ寄ります。
一時間あたりにできる量は、一人目が三十六分の一です。もう一人は四十五分の一なので、二人でやれば両方を足します。通分すると百八十分の五と百八十分の四で、合わせて百八十分の九でした。約めると二十分の一になり、二十時間で仕上がることが分かります。だから百に届くのは三十六より手前で、最も急な線が当たります。間に届く線を挙げた肢は、一人目より遅い形になっていました。二人でやって遅くなることは在り得ないので、成り立ちません。さらに先で届く線のほうは、二人目より遅いことになります。こちらはもっと矛盾が大きく、二人の意味が失われました。右へ下がっていく線。これは進みが戻る形を表していました。働くほど進捗が戻ることになるので、そもそも成り立ちません。二人ぶんの速さを足せば、二十時間で終わります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 三十六と四十五の間で届く線を挙げています。二本の線に挟まれた、確かにそれらしい位置でした。ところが一人目より、遅いことになります。二人でやって遅くなる道理が在りません。一人目と二人目の間なら、この線です。遅くなります。
- 四十五より先で届く線を挙げています。最も緩やかで、時間が最もかかる形でした。二人のどちらよりも遅いことになります。手を増やして遅くなるのは、矛盾でした。最も遅い進み方なら、この線が答えです。矛盾が大きいのです。
- 右へ下がっていく線を挙げています。百に達した位置から、落ちていく形でした。働くほど進みが戻ることになってしまいます。進み具合を表す線としては成り立ちません。やり直しが続く様子なら、この形に近いものです。進み具合ではありません。
この問題に関係する言葉
- 進捗
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問98(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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