経営戦略|平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問26
TOB の説明として,適切なものはどれか。
- ✓ これが正解買付の期間,株数,価格などを公表して,市場外で特定企業の株式を買い付けること
- 企業間で出資や株式の持合いなどの協力関係を結ぶこと
- 企業の経営陣が自社の株式を取得して,自らオーナになること
- 買収先企業の資産を担保にした借入れによって,企業を買収すること
解説
誰が、何を使って買うのかで、三つの略語が並び直します。
問われている略語は、買い取るという意味の語からできています。いつまでに、何株を、いくらで買うかを先に公表します。そのうえで、市場を通さずに株主から直接買い集めます。だから、期間と株数と価格を公表して買うと述べた肢が当たります。支配できるだけの株を、短い間にまとめる手立てです。出資や株の持ち合いで結ぶ肢は、支配の話ではありません。手を組むだけで、自分のものにはしないからです。経営を担う人が自社の株を取る肢は、買う人が中の人です。買われる会社の資産を担保に借りて買う肢は、使うお金が違います。てこのように、借りた分で大きく動かす形です。三つは、外の会社か、中の人か、借りたお金かで分かれます。TOB は、外の会社が広く知らせたうえで直に集める形です。四つのうち一つだけが、そもそも買う話ですらありません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 出資や株の持ち合いで協力の関係を結ぶと述べています。手を組むだけで、相手を自分のものにはしません。四つの中で、これだけが買う話ですらありません。提携の形を問われたなら、こちらが答えです。支配を目指していません。
- 経営を担う人たちが、自社の株を取ると述べています。買う人が中の人である点が、いちばんの特徴です。外から買い集める形とは、立つ位置が逆になります。中の人が買い取る形を問われたなら、こちらが答えです。公表して集める話ではありません。
- 買われる会社の資産を担保に、借りて買うと述べています。てこの原理のように、借りた分で大きく動かす形です。買う人ではなく、使うお金に特徴があります。借入れを使う買収なら、こちらが答えになります。公表の有無とは別です。
この問題に関係する言葉
- TOB
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問26
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