ITパスポート 平成23年度 秋期 問8
経営戦略
オピニオンリーダーに関する問題
新商品の市場への浸透において重要であるといわれているオピニオンリーダの説明として,適切なものはどれか。
- ア 多くの人が当該商品を利用していることを確認してから購入する層
- イ 比較的慎重であり,早期購入者に相談するなどしてから当該商品を追随的に購入する層
- ウ 比較的早期に自らの価値判断で当該商品を購入し,後続する消費者層に影響を与える層
- エ 冒険的で率先して当該商品を購入する層
答えと解説
✓ これが正解ウ 比較的早期に自らの価値判断で当該商品を購入し,後続する消費者層に影響を与える層
解説
オピニオンリーダーの芯は、早さではなく影響を与える点です。
新しい商品が広まる道すじには買う層の順があり、四つの選択肢はその順に並んでいます。いちばん早いのは、冒険的で率先して買うイノベータ(革新者)です。次に来るのが、自らの価値判断で早期に買うアーリーアダプタで、後に続く消費者の判断に影響を与えます。だから影響を与えると述べた選択肢が正解で、この層をオピニオンリーダーと呼びます。早期購入者に相談してから追随して買うのはアーリーマジョリティ、多くの人が使ってから買うのがレイトマジョリティです。いちばん早いイノベータを選ぶと外れます。芯は買う時の早さではなく影響を与えるところにあり、影響という語を持つ選択肢は一つだけです。シラバスも、オピニオンリーダーを経営の用語として挙げています。
ほかの選択肢の解説
- ア 多くの人が当該商品を利用していることを確認してから購入する層:多くの人が使ってから買う層は、レイトマジョリティです。広まりきってからようやく手を出す、危うさを避けたい人が集まる層です。ところが影響を与える側ではなく受け取る側に立ち、順も後ろのほうです。
- イ 比較的慎重であり,早期購入者に相談するなどしてから当該商品を追随的に購入する層:早期購入者に相談してから追随して買う層は、アーリーマジョリティです。慎重に確かめてから後を追い、数のうえでは大きな塊になる層です。けれども影響を与える側ではなく相談する側で、順が一つ後ろです。
- エ 冒険的で率先して当該商品を購入する層:冒険的で率先して買う層は、イノベータ(革新者)です。誰よりも早く手に入れる、確かにいちばん早い層ではあります。ところが後に続く人へ影響を与える層とは述べておらず、早さだけで選ぶのはいちばん多い外し方です。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問8
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