ITパスポート 平成23年度 秋期 問7
法務
認証局に関する問題
電子証明書の申請から電子入札までの手続が図の①〜⑥の手順で行われるとき,④で行う手続として,適切なものはどれか。
〔図〕三者のやり取り(矢印の向きと番号を書き起こしたもの)
┌──────────────┐
│ 入札実施団体 │
└──────────────┘
↗ ⑥ ↖ ③ ↘ ④ ↖ ⑤
┌──────────────────┐ ② ┌──────────┐
│ 電子入札参加企業 │ ←──── │ 認証局 │
└──────────────────┘ └──────────┘
└──── ①電子証明書の申請 ────→
矢印の向きと内容:
① 電子入札参加企業 → 認証局(電子証明書の申請)※原典に文字あり
② 認証局 → 電子入札参加企業
③ 電子入札参加企業 → 入札実施団体
④ 入札実施団体 → 認証局
⑤ 認証局 → 入札実施団体
⑥ 入札実施団体 → 電子入札参加企業
※①以外の番号には内容の文字が付いていない(それを答えさせる問)。- ア 開札結果の連絡
- イ 電子証明書の発行
- ウ 電子証明書の有効性の確認
- エ 電子入札の実施
答えと解説
✓ これが正解ウ 電子証明書の有効性の確認
解説
④は入札実施団体から認証局への矢なので、有効性の確認です。
図には、三者のあいだに①〜⑥の六本の矢が引かれており、設問が問うのは④の向きに合う手続です。④は入札実施団体から認証局へ向かっているので、この向きで意味が通るものを選びます。①の電子入札参加企業から認証局への矢は、電子証明書の申請です。②の認証局から参加企業への矢は、電子証明書の発行です。③の参加企業から入札実施団体への矢は、電子入札の実施です。④にあたるのは電子証明書が有効かどうかの確認なので、電子証明書の有効性の確認を挙げた選択肢が正解です。⑤の認証局から入札実施団体への矢が、その回答です。⑥の入札実施団体から参加企業への矢は、開札結果の連絡です。四つの選択肢が四本の矢に一つずつ対応しているので、向きだけで決まります。シラバスも、認証局をセキュリティの用語として挙げています。
ほかの選択肢の解説
- ア 開札結果の連絡:開札結果の連絡は、入札実施団体から参加企業へ向かう⑥の矢です。いちばん後ろに置かれる手続です。ところが④は、認証局へ向かう矢です。届く先が違うので、向きが合いません。
- イ 電子証明書の発行:電子証明書の発行は、認証局から参加企業へ向かう②の矢で、申請を受けた後の手続になります。けれども④は入札実施団体から出る矢なので出す側が違い、順も前のほうです。
- エ 電子入札の実施:電子入札の実施は、参加企業から入札実施団体へ向かう③の矢です。ところが④は、入札実施団体が認証局とやり取りする矢です。電子入札の実施は認証局を通さないので、相手が違います。一つ手前の矢です。
関連用語
- 認証局デジタル証明書を発行し、必要になれば失効させる組織。
- 電子証明書公開鍵が誰のものかを、第三者が保証する電子的な証明書です。
- 手続呼び出すと中の処理を最後まで実行し、呼んだ側の次の行へ戻る処理のまとまりである。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問7(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
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