ITパスポート 平成22年度 秋期 問92
システム開発技術
ブラックボックステストの問題
〔中問A・ソフトウェアのテスト〕〔マネジメント〕表 2 の出力結果表の b,c で示すそれぞれの列のテストデータ(地区,3 辺計,重量)の組合せとして,適切なものはどれか。
〔中問A の記述(抜粋・再掲)〕サイズ区分は 3 辺計(cm)と重量(kg)を比較し,どちらか大きい方の区分を適用する。区分 1 = 3 辺計 80 まで/重量 5 まで、区分 2 = 100 まで/10 まで、区分 3 = 140 まで/20 まで。
〔表2 出力結果表(b・c の列を抜き出したもの)〕書き起こしたもの
列 5(b が指す列) … 地区 A に Yes / 3 辺計「100 まで」に Yes / 重量「10 まで」に Yes
列 6(c が指す列) … 地区 A に Yes / 3 辺計「100 まで」に Yes / 重量「20 まで」に Yes
注 「◯◯ まで」の欄に Yes が付くのは,その区分に該当する値のときである
(=1 つ上の区分の上限を超えている必要がある)。
| b の | c の | |
|---|---|---|
| ア | A,80,10 | A,80,20 |
| イ | A,90,10 | A,90,11 |
| ウ | A,90,11 | A,90,21 |
| エ | A,100,5 | A,100,10 |
- ア A,80,10 A,80,20
- イ A,90,10 A,90,11
- ウ A,90,11 A,90,21
- エ A,100,5 A,100,10
答えと解説
✓ これが正解イ A,90,10 A,90,11
解説
までと書いた欄は、一つ前の上限を超えた値が入ります。
各区分の欄には上限だけが記されており、下限は一つ前の上限に1を足した値です。そのため3辺の合計では100までの欄は81から、重さでは10までの欄は6から、20までの欄は11からになります。初めの列は100までと10までに印が付いているので、合計は81から100まで、重さは6から10までです。次の列は100までと20までに印があるので、合計は同じ範囲で、重さは11から20までになります。90と10、90と11という組がその範囲に収まるため、その組を挙げた選択肢が正解で、これはブラックボックステストの形です。80や5という値は、一つ前の欄に入ってしまいます。21という値は、受け付けない大きさです。シラバスも、この試し方を開発の用語として挙げています。
ほかの選択肢の解説
- ア A,80,10 A,80,20:80を含む組は、どちらの列も3辺の合計を80としています。ところが80は一つ前の欄に入る値で、100までの欄には81からしか入りません。下限を読み落とした形です。
- ウ A,90,11 A,90,21:11と21を含む組は、初めの列の重さが11になっています。ところがその列は10までの欄に印が付いており、そのうえ21は受け付けない大きさです。二か所とも外れる、最も遠い組です。
- エ A,100,5 A,100,10:100と5を含む組は、3辺の合計は100までの欄に収まっています。けれども重さの5は一つ前の欄に入り、次の列の10も20までの欄には入りません。重さが二つとも前の欄に落ちています。
関連用語
- ブラックボックステスト中の作りを見ずに、入れる値と出てくる結果だけで仕様のとおりかを確かめるテストです。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。
- 組合せいくつかの中から、向きや順を区別せずに何個かを選ぶ選び方の数です。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問92(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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ホワイトボックステストの 問題 (ブラックボックステスト) - 平成26年度 春期 (特別措置試験) 問35:
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(ブラックボックステスト)
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