データベース|平成21年度 春期 ITパスポート試験 問93
〔中問B・会員データの分析〕〔テクノロジ〕図 2 に示す会員利用分析表の作成方法について,適切なものはどれか。
〔中問B の記述(抜粋・再掲)〕フィットネスジムに勤める A さんは,会員管理システムのデータを基に,PC のデータベースソフトを利用して,利用状況の分析を行うことにした。図 1 に示す構造をもつ会員管理システムの会員表及び入館表から,20 代 〜 50 代の会員についてのデータを 1 か月分取得した。利用状況の分析を始めるために,取得した会員表及び入館表から図 2 に示す構造をもつ会員利用分析表を作成した。
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〔図1 会員表及び入館表のデータ構造〕
会員表 ┌────────┬────────┬──────┬──────┐
│ 会員番号 │ 会員名 │ 性別 │ 年齢 │
└────────┴────────┴──────┴──────┘
入館表 ┌────────┬──────┬──────────┐
│ 会員番号 │ 日付 │ 入館時刻 │
└────────┴──────┴──────────┘
〔図2 会員利用分析表のデータ構造〕
┌────────┬────────┬──────┬──────┬──────┬──────────┐
│ 会員番号 │ 会員名 │ 性別 │ 年齢 │ 日付 │ 入館時刻 │
└────────┴────────┴──────┴──────┴──────┴──────────┘
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- ✓ これが正解会員表と入館表を,会員番号をキーにして結合する。
- 会員表を会員番号で整列し,入館表から射影する。
- 入館表の会員番号をキーにして,会員表を選択する。
- 入館表を会員番号で整列し,会員表を選択する。
解説
出来上がった表の列が、どこから来たのかを先に確かめます。
出来上がった表には、会員の欄と入館の欄が一本に並んでいます。番号と名前と性別と年齢は、会員の表から来たものでした。日付と入館の時刻は、入館の表から来ています。二つの表の列が一本に並ぶ操作を、関係の演算では結合と呼びます。つなぐ手掛かりは、両方の表に在る会員の番号でした。番号を鍵にして結合すると述べた肢が当たります。会員の表を並べ替えて入館の表から射影する、という肢は違います。射影は列を抜き出す操作で、一つの表の中でしか働きません。番号を鍵にして会員の表を選択する、という肢も当たりませんでした。選択は行を抜き出す操作なので、これも一つの表の中の話です。並べ替えと選択を組み合わせた肢も、二つを一本にはできません。二つの表から来た列が並んでいます。手掛かりになるのは、両方に共通して在る欄です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 並べ替えたうえで、列を抜き出すとしています。どちらも確かに使われる操作ではありました。ところが列を抜き出すのは、一つの表の中です。二つの表を一本に並べることはできません。列を絞る話なら、これが答えにあたります。
- 番号を鍵にして、行を抜き出すとしています。鍵という語が出てくる点は、確かに近いものです。ところが行を抜き出すのも、一つの表の中でした。別の表の列を持ってくる働きは在りません。行を絞る話なら、これが答えにあたります。
- 並べ替えと、行の抜き出しを組み合わせています。手順としては、確かに成り立つものでした。ところがどちらも、一つの表の中で完結します。二つを一本にする操作が含まれていません。一つの表を整えるなら、この組が使えます。
この問題に関係する言葉
- 結合
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問93(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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