ITパスポート 平成21年度 秋期 問92
企業活動
会計に関する問題
〔中問A・販売管理業務〕〔ストラテジ〕請求処理において,顧客 P 社との取引が次の表のとおりであったとき,e に入る請求金額は幾らか。
〔中問A の記述(抜粋・再掲)〕請求処理では,毎月 20 日を請求締め日として,その翌日に経理担当者が出荷済データから顧客ごとに請求書を作成して送付する。
| 日付 | 処理 | 金額 |
|---|---|---|
| 10/18 | 受注 | 20,000 |
| 10/21 | 請求 | 250,000 |
| 10/30 | 出荷 | 20,000 |
| 11/3 | 受注 | 30,000 |
| 11/5 | 受注 | 40,000 |
| 11/6 | 出荷 | 30,000 |
| 11/10 | 受注 | 35,000 |
| 11/15 | 出荷 | 40,000 |
| 11/20 | 受注 | 50,000 |
| 11/21 | 請求 | e |
| 11/25 | 出荷 | 35,000 |
- ア 70,000
- イ 90,000
- ウ 105,000
- エ 155,000
答えと解説
✓ これが正解イ 90,000
解説
足すのは出荷の行だけで、範囲は締め日のところで切ります。
請求の金額を出すには、二つの絞りを掛けます。ひとつは、どの種類の行を足すかという絞りです。請求は出荷が済んだ分から作ると決められているので、受注の行はいくら並んでいても足しません。もうひとつは、どの期間の分を取るかという絞りです。締め日は毎月二十日で、その翌日に請求書を作ります。だから前回の請求の後から、今回の締め日までが範囲になります。表の出荷の行は四つ並び、このうち三つが範囲に入り、最後のひとつは締め日の後です。入る三つは二万と三万と四万なので、合わせて九万になります。この金額を挙げた選択肢が正解で、締め日の後の分は次回へ回ります。受注の行を混ぜると、金額はもっと大きくなります。種類と期間、二つの絞りを順に掛けます。シラバスも、会計と財務の基本的な用語を学ぶよう求めています。
ほかの選択肢の解説
- ア 70,000:七万は、範囲に入る三つのうち最初のひとつを落とした金額です。その出荷は前回の請求の後に行われているので、今回の範囲に確かに入ります。範囲の始まりをどこに置くかを誤っています。
- ウ 105,000:十万五千は、出荷ではなく受注の行を混ぜるとこの辺りになる金額です。受注は、まだ品物が出ていない段階です。請求は出荷が済んだ分から作るので、足す行の種類を取り違えています。
- エ 155,000:十五万五千は、範囲に入る受注の行を四つとも足し合わせた金額です。受注は注文を受けた段階で、品物はまだ出ていません。締め日の後の出荷まで足しても十二万五千どまりで、種類の絞りが外れています。
関連用語
- 会計お金の動きを記録し、まとめて報告する仕事のことをいいます。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問92(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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