2023年5月 (特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問36
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生命保険会社が( )を引き上げた場合、通常、その後の終身保険の新規契約の保険料は安くなる。
- 1予定利率
- 2予定死亡率
- 3予定事業費率
答えと解説
✓ これが正解1予定利率
解説
予定利率を引き上げると、新規契約の保険料は安くなります。
生命保険の保険料は、予定死亡率、予定利率、予定事業費率という3つの予定基礎率をもとに計算されます。
予定利率は、保険会社が契約者から預かった保険料を運用して得られると見込む収益の割合で、その分をあらかじめ保険料から割り引いています。予定利率を引き上げると、運用で見込める収益が増える分だけ割引が大きくなり、新規契約の保険料は安くなります。終身保険のように積み立てる部分が大きい保険では、この影響が特に大きくなります。したがって空欄には予定利率が入ります。予定利率は、保険会社が契約者に約束する運用の利回りともいえます。
死亡保障の保険では予定死亡率や予定事業費率は引き上げると保険料が高くなる方向に働き、予定利率は引き上げると保険料が下がる、と向きの違いで覚えましょう。
ほかの選択肢の解説
- 2予定死亡率:予定死亡率は、過去の統計をもとに性別・年齢ごとの死亡者数を見込んだ割合です。終身保険のような死亡保障の保険では、引き上げると保険金を支払う見込みが増えるので、保険料は高くなります。
- 3予定事業費率:予定事業費率は、保険会社が事業を運営するのに必要な経費の見込みを保険料に織り込む割合です。引き上げると経費として上乗せする部分が増えるため、新規契約の保険料は安くならず、高くなります。
出典:2023年5月 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問36(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
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