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2025年5月 (特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問12

リスク管理

生命保険の基本的な仕組みに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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✓ これが正解3生命保険会社が予定事業費率を引き下げた場合、通常、その後の終身保険の新規契約の保険料は安くなる。

解説

予定事業費率を下げると、新規契約の保険料は通常安くなります。

生命保険の保険料は、予定死亡率・予定利率・予定事業費率という3つの予定基礎率をもとに計算されます。この問題では、それぞれの率を変えたときの保険料の動きと、保険料の構成、配当金の課税を確かめます。

予定事業費率は、保険会社が契約を維持・管理するための経費を見込む率です。これを引き下げると、保険料に上乗せする経費分が減るため、通常、新規契約の保険料は安くなります。したがって、この記述が適切です。

これに対し、予定利率は運用で見込む利回りで、引き下げると運用で賄える分が減るため、保険料は高くなります。保険料の構成は、将来の保険金の支払いの財源となる純保険料と、経費の財源となる付加保険料であり、記述は両者の説明を入れ替えています。また、契約者配当金は払い込んだ保険料の精算的な性格をもつため、受け取っても配当所得として課税されることはありません。

予定利率は下げると保険料が上がり、予定事業費率は下げると保険料が下がる、と向きを分けて覚えると見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:2025年5月 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問12(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。

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