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2024年5月 (特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問31

タックスプランニング

所得税の基本的な仕組みに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

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✓ これが正解3所得税において、居住者は、国内で生じた所得についてのみ所得税の納税義務が生じ、国外で生じた所得について所得税の納税義務が生じることはない。

解説

居住者は国外で生じた所得にも原則として所得税が課されます。

所得税の基本的な仕組みとして、税額の確定の方式、所得の区分、課税される所得の範囲、税率の構造の4点が問われています。このうち判断の分かれ目になるのは、納税者の区分によって課税される所得の範囲がどう違うかです。

所得税法は、居住者のうち非永住者以外の人について、すべての所得を課税の対象としています。つまり、国内で生じた所得だけでなく、外国の預金の利子や海外の不動産の賃料など、国外で生じた所得も課税されます。居住者は国内で生じた所得についてのみ納税義務を負い、国外で生じた所得について納税義務が生じることはないとする記述は不適切で、これが正解です。

なお、非永住者は、国外源泉所得以外の所得と、国外源泉所得のうち国内で支払われたものや国外から送金されたものに範囲が限られ、非居住者は国内源泉所得だけが課税されます。範囲が限られるのはこうした人たちで、ふつうの居住者には当てはまりません。

居住者は国内外すべての所得、非居住者は国内源泉所得だけ、と対にして覚えておくと見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:2024年5月 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問31(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。

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