過去問解きまくり研究所 ホーム

平成30年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問1

電気に関する基礎理論

スイッチに関する問題

選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。

図のような回路で,スイッチSを閉じたとき,a-b端子間の電圧[V]は。

〔注〕本問題の計算で√2,√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14

100 Vの直流電源の上側から30 Ωの抵抗を経て分岐点に至る。分岐点から,30 Ωの抵抗を経る経路とスイッチSを経る経路が並列に次の分岐点に至る。その分岐点から30 Ωの抵抗を経て端子aに至り,また30 Ωの抵抗を経て下側の線に至る。電源の下側の線は端子bに至る
答えと解説

✓ これが正解ハ50

解説

スイッチを閉じると並列部が短絡され、a-b間は50 Vです。

直流回路の電圧は、オームの法則と、直列・並列の合成抵抗で求めます。端子aの先は何もつながっていない(開放)ので、a側の30 Ωの抵抗には電流が流れず、電圧降下も起きません。つまりa-b間の電圧は、b側の線につながった縦の30 Ωの抵抗の両端の電圧と同じになります。

スイッチSを閉じると、並列になっていた30 Ωの抵抗の両端がスイッチの導線でつながれ、抵抗0の近道ができます(短絡)。電流は近道だけを通るので、電源から見た回路は、電源側の30 Ωと縦の30 Ωの直列だけです。合成抵抗は30+30=60 Ω、電流は100÷60=1.67 A、縦の30 Ωの両端の電圧は1.67×30=50 Vです。

同じ抵抗2つで電源電圧を分けるので半分の50 Vになる、と見ても確かめられます。スイッチ脇の抵抗は短絡で消え、開放端子の先には電流が流れない、の2点が決め手です。

ほかの選択肢の解説

この科目を演習で解く この問題を記録に残す

出典:平成30年度上期第二種電気工事士筆記試験 問1(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。

同じ分野の問題

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)