平成30年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問1
電気に関する基礎理論
スイッチに関する問題
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- イ30
- ロ40
- ハ50
- ニ60
答えと解説
✓ これが正解ハ50
解説
スイッチを閉じると並列部が短絡され、a-b間は50 Vです。
直流回路の電圧は、オームの法則と、直列・並列の合成抵抗で求めます。端子aの先は何もつながっていない(開放)ので、a側の30 Ωの抵抗には電流が流れず、電圧降下も起きません。つまりa-b間の電圧は、b側の線につながった縦の30 Ωの抵抗の両端の電圧と同じになります。
スイッチSを閉じると、並列になっていた30 Ωの抵抗の両端がスイッチの導線でつながれ、抵抗0の近道ができます(短絡)。電流は近道だけを通るので、電源から見た回路は、電源側の30 Ωと縦の30 Ωの直列だけです。合成抵抗は30+30=60 Ω、電流は100÷60=1.67 A、縦の30 Ωの両端の電圧は1.67×30=50 Vです。
同じ抵抗2つで電源電圧を分けるので半分の50 Vになる、と見ても確かめられます。スイッチ脇の抵抗は短絡で消え、開放端子の先には電流が流れない、の2点が決め手です。
ほかの選択肢の解説
- イ30:30 Vとするには、縦の30 Ωに1 Aが流れる必要があり、全体の抵抗は100 Ωでなければなりません。実際の合成抵抗は60 Ωなので、この値にはなりません。
- ロ40:40 Vとするには、縦の30 Ωの抵抗に約1.33 Aが流れる必要があり、全体の抵抗は75 Ωでなければなりません。回路の合成抵抗は60 Ωですから合いません。
- ニ60:60 Vとするには、縦の30 Ωに2 Aが流れる必要があり、全体の抵抗は50 Ωになるはずです。実際は電源側にも30 Ωがあって60 Ωなので、成り立ちません。
出典:平成30年度上期第二種電気工事士筆記試験 問1(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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