平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問27
一般用電気工作物等の検査方法
電力計に関する問題
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単相交流電源から負荷に至る回路において、電圧計、電流計、電力計の結線方法として、正しいものは。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解イ
解説
電流計は直列、電圧計は並列、電力計は両方につなぎます。
電流計は流れる電流を測るので負荷と直列に、電圧計は電圧を測るので並列に入れるのが基本です。電力計は電流コイルと電圧コイルの2つを持ち、電流コイルを直列に、電圧コイルを並列に入れます。図の黒丸は電線どうしの接続点です。電圧コイルは、電流コイルの電源側の接続点から分かれて、もう一方の線につなぎます。
正解の図は、電源の両端に電圧計がつながり、下の線の途中に電流計が直列に入っています。上の線の電力計は電流コイルが直列に入り、電圧コイルの一方の端は電力計の電源側の黒丸につながり、電圧コイルの反対の端は電流計の負荷側で下の線に戻っています。これで負荷の電流と負荷の電圧を電力計が拾えます。
誤りの図では、電流計を電源の両線の間に入れて短絡に近い形にしたもの、電圧計を直列に入れて負荷電流を妨げるもの、電力計の電流コイルを両線の間に入れて電源をつなぐ形にしたものがあります。電流計は直列、電圧計は並列、電力計は電流コイル直列と電圧コイル並列、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- ロ左の電源の上の線のすぐ先の黒丸から電力計Ⓦが直列にあり(黒丸とⓌの間に短い線がもう1本つながる)、Ⓦの右側から出た線が下へ下りて下の線の黒丸につながる。その右で上の線と下の線の間に電流計Ⓐ、さらに右に電圧計Ⓥがあり、右端に負荷がある:電流計を電源の両線の間に並列に入れた図です。電流計は内部抵抗が小さいので、並列につなぐと大きな電流が流れて測定になりません。電流計は負荷と直列にします。
- ハ…流計Ⓐがある。上の線には黒丸の先に電力計Ⓦが直列にあり(黒丸とⓌの間に短い線がもう1本つながる)、Ⓦの右側から出た線が下へ下りて下の線の黒丸につながる。その右の下の線に電圧計Ⓥが直列にあり、右端に負荷がある:電流計を電源の両線の間に入れ、電圧計を下の線に直列に入れた図です。電流計と電圧計の入れ方が逆で、電圧計の大きな抵抗が負荷電流を妨げてしまいます。
- ニ…圧計Ⓥがあり、Ⓥの上の線上の黒丸から右へ延びた線が電力計Ⓦにつながる。Ⓦは上の線の黒丸と下の線の黒丸の間の縦の線の途中にあり(Ⓦの下側と下の黒丸の間に短い線がもう1本つながる)、上の線のその右に電流計Ⓐが直列にあり、右端に負荷がある:電力計の電流コイルが電源の両線の間に入った図です。負荷を通らない近道ができてしまい、負荷の電力を測れません。電流コイルは負荷と直列に入れます。
出典:平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験 問27(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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