平成24年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問25
一般用電気工作物等の検査方法
クランプ形漏れ電流計に関する問題
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- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ニ
解説
漏れ電流は、単相3線式の電線3本をまとめて挟んで測ります。
クランプ形漏れ電流計は、電線を輪の中に通して、通った電流の合計を測る計器です。漏れ電流は、行きの電流と帰りの電流の差として現れるので、その回路の電線をすべてまとめて挟むと、差だけが測れます。
単相3線式では、電圧線2本と中性線1本があります。3本をまとめて挟むと、それぞれの電流が打ち消し合い、正常なら合計は0になります。もし漏電があれば、大地へ逃げた分だけ合計が0にならず、その電流が漏れ電流として表示されます。したがって3本とも輪の中に通した図が正解です。
黒い線1本だけを挟む場合や、2本だけを挟む場合は、打ち消し合わない電流が計器に入り、漏れ電流ではなく負荷電流を測ってしまいます。中性線だけを挟んだ場合も、2つの負荷の電流の差である中性線電流を測るだけです。
覚え方は、漏れ電流は、行き帰りの電線を全部まとめて挟む、です。
ほかの選択肢の解説
- イ…1本と中性線はクランプの外の上方にあり、黒い電線1本だけがクランプの輪の中を通る:黒い電線1本だけを挟む方法は、その線に流れる負荷電流をそのまま測ってしまいます。他の線の電流で打ち消されないため、漏れ電流を測ることにはなりません。
- ロ…2本はクランプの外の上方にあり、中性線1本だけがクランプの輪の中を通る:中性線1本だけを挟む方法は、2つの負荷に流れる電流の差である中性線電流を測るだけです。電圧線の電流が含まれず、漏れ電流の測定にはなりません。
- ハ…1本はクランプの外の上方にあり、中性線と黒い電線1本の計2本がクランプの輪の中を通る:中性線と黒い電線1本の2本だけを挟む方法は、もう1本の黒い電線に流れる負荷電流の大きさを測ることになります。3本がそろわないと、漏れ電流は測れません。
出典:平成24年度上期第二種電気工事士筆記試験 問25(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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